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数字経済 > マーケティング > ファッション街「ラッキーボックス」、クリスマス・年末年始の「幸運キャッチ」ブーム
クリスマスから年末年始に続く12月が半ばを過ぎ、ファッション流通街が「幸運」をキーワードにラッキーボックスイベントに乗り出している。
Apple、スターバックスなどの規格化された消費財品目に限定されてきたラッキーボックスが、個人の好みが優先視されるファッション街にまで影響を及ぼし、全ブランド群に拡散した。
ラッキーボックスは、1つのボックスを同じ価格帯で構成され、中に含まれた製品群の種類および価格は、千差万別であるためラッキーボックスの名称そののまま「幸運」がすべてを決定する。
賭博性の助長という否定的な見方もあるが、クリスマス、年末年始などのサプライズプレゼントに対する欲求が大きくなる最近のような時、「幸運」を掲げたイベントの象徴性は少しは違った角度で評価すべきだということが流通街の見方でもある。
マイケルコースは、7万ウォンで策定された消費者価格のボックスの中に、30万ウォン相当の製品を盛り込んだボックスを、ビヨンドクローゼットはクルーネックアイテム1つの価格で2つを構成したボックスを販売する。
これだけでなく、北欧リビングを代表するマリメッコは、ホームパーティー用リビングコレクションで構成されたラッキーボックスを7万ウォンで販売する。ボックスの中には、テーブルウェア、キッチンアクセサリーまでのさまざまなアイテムと一緒にラッキークーポンが含まれている。
フレンチジュエリーBrilliVは、ホリデーシーズンリミテッドエディションとして、シグネチャデザインとベストセラーアイテムで構成されたラッキーボックスイベントを進行する。
12月に入って増加しているラッキーボックス熱気について、流通街は今ごろなら儀礼的に登場するイベントとはいえ、最近の複雑な社会問題のためなのか、ラッキーボックスの「ラッキー」というキーワードがより人目を引くようだとし、幸運に頼りたい社会心理に言及した。