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数字経済 > マーケット > バーバパパやムーミンのおまけランプが人気…中古市場で取り引き
< GS25のムーミンムードランプ >
キャラクターと結合した商品が続々と発売される中で、食品業界が「おまけ」として出した「キャラクターランプ」の人気はふつうではない。かわいいのは基本だが限定販売は所有欲を刺激するうえに、実用的なのでキダルト(子供の好みを持つ大人)の反応が熱い。一部のオンライン中古取引サイトでは、食品メーカーが出荷したランプに上乗せしてまで取引する現象まで現れている。
GS25は先月の28日、ムーミンキャラクターケーキを購入するすべての顧客に「ムーミンムードランプ」を無料で提供すると発表した。ムーミンムードランプはその後SNS上で人気を得て発売したが、一日で1万4000個が完売した。追加販売された6000個も品切れになった。
オンライン中古取引サイトには、ムーミンムードランプを求めることができなかった消費者が連日メッセージを上げている。上乗せした金額を払うからムーミンムードランプを売って欲しいという内容だ。実際に関連サイトでは、ムーミンムードランプが3万ウォン以上で取引されている。あるポータルサイトの妊娠と育児関連カフェには、「ムーミンムードランプを授乳などに活用したいけど、ぜんぜん手に入らない」とし、「上乗せ額を提示するから連絡してほしい」というメッセージが上がってくることもあった。
ムーミンムードランプの爆発的な人気に支えられ、GS25は本格的なキャラクターランプイベントを進めている。去る21日にリリースした「プリングルズ希望ランプ」が代表的だ。 GS25は早期の売り切れを防止するために、「スタンプ」制度を追加で導入した。プリングルズの大缶(110g)を購入した後に、GS25アプリケーション「私だけの冷蔵庫」でスタンプを受けなければならない。スタンプは一日に最大2個まで受けることができる。合計4つのスタンプを集めると、プリングルズ希望ランプが先着順で提供される。
製品購入時にランプをおまけに与えるマーケティングを最初に導入したのはダンキンドーナツだ。ダンキンドーナツは去る5月「バーバパパ(Barbapapa)おやすみランプ」のプロモーションを展開した。 1万ウォン以上購入する顧客を対象に、バーバパパランプを2000ウォンで販売したわけだ。バーバパパは綿菓子の形をした人気キャラクターだ。
プロモーションは実施初日に3万個の初回物量を完売し、大成功を収めた。さらに緊急製作した18万個もすぐさま売り切れた。その結果、ダンキンドーナツの5月の売上げは前年比で10%以上も上昇した。
一部のオンライン中古取引サイトでは、当該のランプに上乗せして取引する現象まで現れた。 2000ウォンあれば買うことができた製品が3万ウォン以上で販売され、10倍以上に跳ね上がったわけだ。