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数字経済 > マーケット > 保険会社、1月から保険料は「UP」、割引特典は「DOWN」
保険会社が今年に入り実損保険とがん保険など保障性保険料は上がった一方、各種割引制度や支払い免除制度などは縮小したり廃止していることが分かった。
16日、保険業界によるとほとんどの保険会社が新年から予定利率を0.25%から0.5%ポイントほど下げた。予定利率は保険会社が顧客から保険料を受け取り運用して得ることができる予想収益率だが、予定利率が0.25%ポイント下がるたびに保険料は平均5~10%ほど上昇する。これにがん保険と終身保険、定期保険、子供保険、健康保険など保障性保険の保険料が5~10%ほど引きあがる。
これに反して、今年保険会社は保険料割引制度や支払い免除制度などを減らしたり廃止し、顧客の保険料負担はさらに増えるものと予想される。
GA業界関係者は「低金利長期化などにより、営業環境が悪化しこれまで提供していた保険料割引サービスを廃止したようだ」としながらも「ほとんどの保険会社が保険料割引制度の割引幅と対象商品を縮小している傾向」だと説明した。