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38年ぶりに名前を変えた「ロッテリア」…グローバル事業を拡大


  • 38年ぶりに名前を変えた「ロッテリア」…グローバル事業を拡大
韓国を代表する長寿外食フランチャイズ店「ロッテリア」が創立約38年で初めて名前を変更した。

ハンバーガーフランチャイズロッテリアに集中していたイメージを脱ぎ、総合外食企業として生まれ変わるという意志が込められた。また、海外市場への進出に拍車をかけるという意味も込められている。

ロッテリアは3日、先月30日に開かれた株主総会で社名を「LOTTE GRS」に変更したと発表した。

LOTTE GRSはロッテグローバルレストランサービスの英語略だ。外食専門サービスをもとに、グローバル市場に積極的に進出するというロッテリアの新たな成長ビジョンを反映した名称だ。ロッテリアは2008年に創立30周年を迎え、2018年までにアジアの「トップ3」フランチャイズ企業になるという中長期ビジョンを提示している。目標である2018年がわずか半年後に迫った時点で、さらに積極的なグローバル事業に乗り出すという意味で捉えることができる。

既存の社名が傘下外食ブランド全般を正しく合わせられなかったという点も名前を変えた理由に挙げられる。1979年10月に創立されたロッテリアは38年余りのあいだ韓国のハンバーガーフランチャイズロッテリアを筆頭にAngelinus Coffee、クリスピークリームドーナツなどの様々な外食ブランドを韓国国内に披露した。ロッテリアの認知度自体は疑いの余地はないが特定のブランド名がそのまま企業名になったために、コーヒー専門店やファミリーレストランなど他のブランドの店舗を連想するのは難しいという指摘が多かった。

LOTTE GRSは現在7つのブランドを通じて韓国国内の2500以上の店舗を運営している。海外進出も継続的に推進し、ベトナム、中国、インドネシアなど7か国で約290以上の店舗を保有している。

LOTTE GRSは社名変更とともに韓国を代表するグローバル外食企業に成長すると発表した。LOTTE GRSの関係者は「1979年小公1号店の開店以来38年間のあいだ外食専門企業として着実に成長したロッテリアが、第2の跳躍を夢見て社名変更を決定した」とし「積極的な海外市場の拡大を通じ、大韓民国を代表するグローバル外食企業に位置づけられるだろう」と明らかにした。
  • 毎日経済 ペク・サンギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-07-03 14:45:19




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