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キム・ジュンミョン「『グローリーデイ』は望んだものがすべてある映画」

キム・ジュンミョン(EXOスホ)インタビュー①/② 

  • キム・ジュンミョン「『グローリーデイ』は望んだものがすべてある映画」
D.O.ド・ギョンスに続きスホ、キム・ジュンミョンも演技者として本人の名前をしっかり知らせることが出来るだろうか。グループEXOのリーダーであるスホが映画で演技デビューを飾った。24日公開した4人の若者たちのほろ苦い友情の物語を描いた映画『グローリーデイ』を通じてだ。

海を背景にして砂浜を駆け抜ける明るい4人の若者ヨンビ(ジス扮)、サンウ(キム・ジュンミョン扮)、ジゴン(リュ・ジュンヨル扮)、ドゥマン(キム・ヒチャン扮)の顔は警察に追われて汗だくになる。海兵隊に入隊するサンウのために浦項(ポハン)で思い出を作る旅行に出た4人に何が起きたのか。

特別なことはないが、一緒にいるだけでも思い出になる彼らはある港で暴行される女性を助ける。しかし、どんな理由からか彼らは追われ、サンウは交通事故にまで遭う。どんなことも厭わず共に多くのことが出来ると考えていた彼らの友情にひびが入る。女性を暴行した男性が死んだためだ。サンウの交通事故は彼らの友情を破壊するピークとかみ合い、観客を悲しくさせる。大人たちによって強要された友情破壊であるため、その悲しみはより大きい。

作品中、サンウの比重は大きくないが重要な役割だ。EXOファンたちは失望するかもしれないが、サンウを演技したキム・ジュンミョン自身は満足している様子だ。キム・ジュンミョンは「もっとたくさんお見せしたいということは、俳優として当然欲心があります。けれど『グローリーデイ』にてサンウがせねばならない役割としては適度に登場したと思います」と笑った。

実際、キム・ジュンミョンはサンウとリュ・ジュンヨルが演技したジゴン役のオーディション準備をしていた。しかしチェ・ジョンヨル監督はジゴン役の台詞をひとつもキム・ジュンミョンに演じさせなかった。キム・ジュンミョンはオーディションビハインドを公開した。

「『誰を考えているから台詞を読めと言わないのか?』と考えましたが、後々(リュ)ジュンヨル兄さんであることを知りました。演技するところを見たら『あぁ、誰が見てもジゴンはジュンヨル兄さんがやるべきだったんだ!』と考えました。幸いだという思いも浮かびます。もちろんEXOファンは寂しがるでしょうが(笑)」

また違うビハインドはチェ監督がキム・ジュンミョンと共にせねばならないか悩んだということ。家庭の事情が豊かではないサンウ役に豊かな雰囲気があるキム・ジュンミョンがキャラクターに似合わないかもしれないと考えたためだった。

「監督がとても心配されたそうです。浅黒い田舎の青年のキャラクターを望んでいたのに、僕はそうじゃなかったようです。それでも純粋な僕の目に惹かれたというんでしょうか?『お前の目だったら相殺できそうだ』と仰いました(笑)。『日焼けしましょうか?』と尋ねたりもしたのですが、そうしたらもっとおかしくなると、そうするなと引き止められました」

  • キム・ジュンミョン「『グローリーデイ』は望んだものがすべてある映画」
キム・ジュンミョンはSMエンターテイメントからEXOスホとしてデビューしたが、契約する際には演技者と歌手のトレーニングまで話した。

韓国芸術総合学校出身の彼は、歌手生活をしながらも映画とドラマを見続けた。所属事務所に出演を要請し、入ってくるシナリオも読み続けた。最初から演技に挑戦しなかったことは焦りがなかったためだ。EXOとしての活動が何よりも重要だった。トップにのぼってみて、以前から考えていた演技への関心がより大きくなっただけだ。

「遅れたという気持ちはありません。(ピョン)ヨハン兄さんも独立映画で活動しながら遅れて知られましたし、まだ演技がうまいのにあまり知られていない方々がたくさんいらっしゃいます。僕も独立映画から出演したかったのですが、それが叶いました。また初作品は青春映画、メッセージがあればいいなと思っていましたがそれもぴったり合いました。僕が望むことがすべてある『グローリーデイ』に出会えたことが本当に幸せです」

もちろん、以前から韓国芸術総合学校出身の友人や先輩と交流してきた。彼は「わざと学校に頻繁に行きます」とし「学校に通う親しい友人たちがたくさんいます。卒業してからも練習する人々もいますが、いつ行っても、夜に行ってもいるんです。自主退学したことは残念ですが、それでも人々と頻繁に会って話をします」と笑った。

韓国芸術総合学校に入学したということは、演技がとてもうまかったということではないだろうか。彼は「各自に合った学校があると思います。良い学校を受験することで良い思い出になると思っていたのですが合格しました。他の学校は全部落ちました」と回想した。そうしながら過去のある場面を伝えた。

「先生の前で自由演技として面白くない人物の役を僕の方式で消化してお見せしました。ありきたりな内容でしたが、人々が真剣に練習するところを見て、僕は冗談ぽくやりたくなったんです。ヤクザが捕まってきた人質に追及することで特異に解釈しました。きっとそう解釈した一がいなかったのでしょう。先生が特異に感じられたのではないかと思います(笑)」

※この記事は「インタビュー②」に続きます。
  • スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者 / 写真=カン・ヨングク記者
  • 入力 2016-03-26 10:27:19




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