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映画「殺人者の記憶法」を記憶しなければならない理由


  • 映画「殺人者の記憶法」を記憶しなければならない理由
小説『殺人者の記憶法』が映画で再誕生した。夏の終わりの猛暑を吹き飛ばす犯罪スリラー『殺人者の記憶法』が来る9月に観客と会う。

8日の午前、ソウル江南区CGV狎鴎亭で行われた映画『殺人者の記憶法』(監督ウォン・シンヨン)制作報告会には、ウォン・シンヨン監督と俳優ソル・ギョング、キム・ナムギル、AOAソリョン、オ・ダルスなどが参加した。

『殺人者の記憶法』はアルツハイマー病にかかって引退した連続殺人犯が新しい殺人犯の登場で忘れられていた殺人習慣が蘇りながら、起こる犯罪スリラーだ。

文学界にセンセーションを巻き起こしたキム・ヨンハ作家のベストセラーを映画化した『殺人者の記憶法』は原作の話題性で制作初期から期待を集めた作品だ。新鮮で破格的な設定が引き立つ原作と『セブンデイズ』、『サスペクト 哀しき容疑者』を演出したウォン・シンヨン監督が会ってどんな映画を誕生させたのか関心が集められている。

ウォン・シンヨン監督は小説『殺人者の記憶法』を映画化した理由に「『サスペクト 哀しき容疑者』というアクション中心の映画をしてから深みのあるテーマの映画をしたかった。そんな渦中、小説を読むようになったのだが、ジャンル的楽しさもあるがテーマ的にも深さがあり呼吸も早い。サスペンスが結合されたユーモアもとても良かった。私が考えた時、むしろ映画にならない方が不思議だと思って映画化した」と説明した。

新しい変身を敢行した俳優たちの限界のない演技も『殺人者の記憶法』の期待のポイントだ。特にソル・ギョングはアルツハイマーで記憶を失っていく引退した連続殺人犯ビョンス役を演じものすごい毒品演技を披露して劇を導いていく。キャラクターのために減量はもちろん、特殊メイクよりも実際の外観の変化を選んだ彼のフィルモグラフィーに再び一線を引く予定だ。ソル・ギョングは「老いた演技をしなければならず、減量を開始した。口蓋垂から老いていく。それでも撮影監督が本当に老いたといってくださって、幸いだと思った。体重管理を撮影中にするのがより困難だった。炭水化物も調節もした。撮影中にのり巻きを食べて吐いたりもして、数回こっそり飲み込んだこともある」と述べた。

キム・ナムギルはビョンスの殺人習慣を目覚めさせる疑問の男テジュに扮した。善と悪を右往左往する彼の驚くべき演技はテジュが本物の殺人者なのか、ビョンスの妄想なのか、最後まで混乱を作り劇の緊張感を高める予定だ。AOAソリョンはビョンスの1人娘ウンヒ役を演じ、今まで見たことのない俳優としての新しい顔を見せてくれる。オ・ダルスは連続殺人犯を追う交番所長で、ビョンスの長年の友人のビョンマンに扮して、ドラマをより一層豊かに作り千万俳優らしい貫禄のある演技を発揮する。

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ウォン監督は小説を読んだ予備観客と映画に接するようになる予備観客の両方の食欲を合わせるために、映画的な設定により心血を傾けた。彼は「どうしても小説を読んだ方が小説を読んだ感動がそのまま映画に表れるのなら、むしろ残念な気持ちが表れかねないと思った。なので、いくつかのキャラクターの変化や感情​​、設定などを変えて映画的設定を追加した」と説明した。

続いて「悩みがとても多かった。『殺人者の記憶法』を貫通する部分がアルツハイマー病であるため、誤って解釈したり間違って理解したら他の点で表現されるかもしれないと考え慎重にすべき部分が多かった。キャラクターが状況で表現しているものが、精神的妄想なのか、アルツハイマー病によるものなのかを監修する必要があった。韓国アルツハイマー専門家にシナリオを送ってアルツハイマーの中に入るものだという話を聞いた。常に悩んでいた部分だ」とし『殺人者の記憶法』は記憶の物だ。面白くないという記憶は消去してくれ、楽しいという記憶だけ残してほしい」と付け加えた。来る9月に公開予定だ。
  • MBNスター ソン・ジンア記者 / 写真=MBNスター チョン・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-08-08 14:21:22




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