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エンタメ > 韓国ドラマ > 「恋する泥棒」37話 キム・ジフン、チ・ヒョヌの死に復讐を固く誓う
▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。
『恋する泥棒~あなたのハート、盗みます~』でキム・ジフンが胸を締めつける涙の演技で視聴者を泣かせた。
去る16日に放送されたMBCドラマ『恋する泥棒~あなたのハート、盗みます~』で家族の復讐のために所信まで捨てた検事ハン・ジュンヒを引き受けて熱演を見せるキム・ジフンが弟の死の前に切ない涙を流して視聴者たちを泣かせた。
ハン・ジュンヒ(キム・ジフン扮)は、チェ・テソク(ハン・ジョンス扮)と手を組んでユン・ジュンテ(チェ・ジョンファン扮)を捕まえるために偽装作戦を行うという弟チャン・ドルモク(チ・ヒョヌ扮)の電話を受けとり彼を引き留めた。しかし、話しがすべて終わる前に切られた電話に理性を失い不安に包まれた。
慌てて弟を探しに行ったハン・ジュンヒは遠くで聞こえる銃声に驚いた。現場に駆け付けたハン・ジュンヒは「あいつがチャン・ドルモクを撃った」というユン・ジュンテの言葉に衝撃を受けたが、理性を取り戻して消えた弟の行方を探して緊張感を高めた。キム・ジフンは急迫した瞬間ほどに冷気が感じられるほど理性的に変化する人物の特徴をリアルに表現した。
結局、弟が冷たい遺体となって発見されたという話を聞いたハン・ジュンヒは、これまでの感情の乱れない強靭な姿は影も形もなく衝撃を受けて嗚咽した。どんな言葉でも表現できない悲しみにより涙を流す彼の姿は見る人の胸を締めつけた。
ハン・ジュンヒは弟の死により鋭い復讐の刀を研いだ。チャン・ドルモクの死に不安がるユン・ジュンテを安心させながら彼の秘密が収められた事実を調べ、娘ユン・ファヨン(イム・ジュウン扮)にもより積極的に近づいていくなどさらに冷徹になった。復讐のために冷たくなる彼を見守る視聴者の心は切ないばかりだった。
何とか復讐するという意志ひとつで悲しみも忘れたまま苦労していたハン・ジュンヒは父を見て抑えてきた感情が爆発した。父を抱きしめながら涙を飲み込むハン・ジュンヒが弟の復讐を必ず果たすと固く誓う嗚咽演技は涙腺を刺激し、今後の展開への期待感を膨らませた。
この過程でキム・ジフンは自分が弟を守れなかったという罪悪感に苦しんでいるハン・ジュンヒの心境を揺れる瞳と大粒の涙で表現した。目頭を熱くさせるキム・ジフンの嗚咽演技は一時も目を離すことができないドラマチックな展開を披露した。