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エンタメ > 韓国ドラマ > 「ピョン・ヒョクの恋」16話(最終回) 会社の不正暴いたシウォン、カン・ソラと旅立つ
▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。
シウォンがガンスグループの不正を明らかにした。しかし、株価が上昇して健全な企業文化が形成され、ガンスグループは発展し、シウォンは家族と和解した。
3日に放送されたtvN週末ドラマ『ピョン・ヒョクの恋』ではガンスグループの不正行為を明らかにして父親ピョン・ガンス(チェ・ジェソン扮)を刑務所に送るピョン・ヒョク(シウォン扮)の姿が描かれた。
この日、ピョン・ヒョクはクォン・ジェフン(コンミョン扮)、ペク・ジュン(カン・ソラ扮)、チャン・チョルミン(カン・ヨンソク扮)と協力してピョン・ガンスから裏契約書を奪ってガンスグループの不正を明らかにした。
これにピョン・ガンスはピョン・ヒョクを怒り、ピョン・ウソン(イ・ジェユン扮)も裏切られたと感じた。
ピョン・ヒョクは自分を睨むピョン・ウソンに「これがまさにノブレス・オブリージュだろう」と自分の行動について理解してほしいと話した。しかし、ピョン・ウソンは「お前がやったことを正面から見つめてもそんなことが言えるのか?お前は俺が受け継ぐ会社を台無しにした」と怒った。ピョン・ヒョクは「兄さんはどうして会社の価値を高めることを考えずに、受け継ぐことばかり考えるんだ」と続けて説得した。ピョン・ウソンは「お前がガンスグループを受け継ぐなんて夢にも見るなよ。ノブレス・オブリージュなんて言いやがって。どこからそんな言葉を持って来たんだ」と背を向けた。ピョン・ヒョクは背を向けるピョン・ウソンに「新聞から持ってきた。兄さんも読んでみなよ、良い事がたくさん書かれてる」と付け加えた。
その日の夕方、家に集まったピョン・ガンスはチョン・ヨジン(キョン・ミリ扮)とピョン・ウソン、ピョン・セナ(チョン・チャンビ扮)に「ヒョクはもはや私の息子ではない。だからこれ以上うちの家族でもない。それだけだ」と話した。チョン・ヨジンは「あなた」と切ない目つきでピョン・ガンスを見た。ピョン・ガンスはそのまま食事をやめて部屋に入った。
ピョン・ヒョクはピョン・ウソンの冷たい態度に涙を流して苦しんだ。ペク・ジュンとクォン・ジェフンはそのようなピョン・ヒョクを慰めた。家に帰る途中、ペク・ジュンはピョン・ヒョクに「家に帰らなくてもいいの?」と心配した。ピョン・ヒョクはペク・ジュンの手を握って「今、家に入ったら死んでしまう。ワンパンチで3本の歯が抜けて脚が折れるよ」と答えた。この時、チョン・ヨジンから電話がかかってきた。
チョン・ヨジンと向き合っピョン・ヒョクは頭を下げて罪悪感を感じた。チョン・ヨジンは「明日、お父さんが検察に行く。あなただけでもお父さんのそばにいてくれない?」とお願いした。ピョン・ヒョクは「そうします。申し訳ありません」と答えた。チョン・ヨジンは「申し訳ないだなんて、あなたのお父さんもこの際、反省する必要がある。これまでどれほど悪いことをしてきたのか」と言いながらも「悪い子。それでもあなたの父親なのにここまでするなんて。獄中生活だなんて。あなたのお父さん、明後日が還暦なのに」とピョン・ヒョクの胸を打った。ピョン・ヒョクは頭を下げて謝罪した。
ピョン・ガンスが刑務所に入る日、ピョン・ヒョクはピョン・ガンスを見送った。ピョン・ガンスは「なぜここに来た」と責め、ピョン・ヒョクは「そうではなく、父さんが行く道を見守りたくて」と答えて申し訳ないと謝罪した。ピョン・ガンスは鼻で笑って「BS?それが何だ。大韓民国にそんな裏金を持っているやつが一人や二人だと思うのか?ビジネスをしている人でそれが無い人はいない」と話した。それとともに「お前の言う通り、私の時代には当然のものだった。不法も恥ずかしいことではなかった。私は今でも潔白だ。一点の恥もない。私が生きていた私の時代には、私の方法が正しいものだった」と説明した。しかし、ピョン・ガンスはピョン・ヒョクを見上げて「それでもお前はお前の道を生きろ。今はお前の時代だから」と堂々とした態度で背を向けた。フォトラインに立ったピョン・ガンスは記者の降り注ぐ質問に笑顔を浮かべた。続いてピョン・ヒョクを見つめ、ピョン・ヒョクは頭を下げて挨拶した。
ピョン・ガンスが刑務所に収監された後、ガンスグループのイメージは改善して株価がさらに上昇した。ペク・スンギ部長の退社も撤回され、名誉回復をした。ペク・ジュンのお母さんはペク・ジュンと名誉回復の通知を見て笑顔を浮かべた。クォン・ジェフンとソル・ギファン(キム・スンウク扮)もまた復職した。
クォン・ジェフンはペク・ジュンへの気持ちを積極的に表わして、ピョン・ヒョクを刺激した。クォン・ジェフンはピョン・ヒョクが「まだあきらめていなかったのか」と言うと、「俺がどうしてあきらめるのか。お前は俺のためにあきらめるのか。あきらめられない。だから気をつけろ」と言った。続いてピョン・ヒョクを引き離してペク・ジュンと2人の時間を過ごした。
クォン・ジェフンがペク・ジュンを連れて行ったのは自分が引っ越す先の家だった。クォン・ジェフンは家を見てくれて感謝すると挨拶し、ご飯を食べてペク・ジュンと会話をした。クォン・ジェフンは「どうして1年もイギリスに行くのか」と尋ねた。ペク・ジュンは「私が知らない世界をもっと知りたくて」と答えてときめく表情を浮かべた。その一方で「ヒョクにももう話すべきだ」というクォン・ジェフンの言葉に「そうだよね。でもどうやって話すべきかよく分からない。いつ戻ってくるか決めてあるわけじゃないから、ヒョクもヒョクの通り、自分の人生があるし」と心配した。家に帰ったクォン・ジェフンはピョン・ヒョクにガンスグループに復帰したと話した。続いて、ペク・ジュンが旅立つと伝えた。
ペク・ジュンの送迎会。チャン・チョルミンとクォン・ジェフン、ハ・ヨニ(キム・イェウォン扮)はペク・ジュンの旅立ちを祝うために集まったが、ピョン・ヒョクの姿はなかった。ペク・ジュンはピョン・ヒョクが遅れて旅について知り、自分に腹を立てたと考えてピョン・ヒョクに謝罪した。ピョン・ヒョクは「悪いとは思っているのか?」と冷たく尋ねた。ペク・ジュンは「申し訳なくて話せなかった」と話し、ピョン・ヒョクは「明日だって?元気にしてろよ」と冷ややかに背を向けた。ペク・ジュンは自分を見ることもなく背を向けるピョン・ヒョクに「ヒョク、恋しくなるよ。本当にたくさん」と言って切ない表情でピョン・ヒョクの後ろ姿を見つめた。
出発の当日、ペク・ジュンは家族の見送りを受けた。続いてクォン・ジェフンに電話して挨拶し、ピョン・ヒョクにも電話をしたがピョン・ヒョクは電話を受けとらなかった。ペク・ジュンは引き続きピョン・ヒョクに電話をかけて周辺を見回した。しかし、ピョン・ヒョクはいなかった。
飛行機に乗ったペク・ジュン。席に座って旅立つことへのときめきを感じて笑顔を見せたが、最後にピョン・ヒョクにまた電話をかけた。この時、隣の席の振動が鳴った。まさにピョン・ヒョクだった。ピョン・ヒョクは驚くペク・ジュンに「この飛行機だったの?」と驚くふりをした。ペク・ジュンは「あなたがどうしてここに」と尋ねた。
ピョン・ヒョクは「旅行さ。世界のすべての食品も食べてみて。ところで、僕と同じ飛行機ですぐ隣の席だなんて夢にも思わなかった」と答えた。ペク・ジュンは笑いを浮かべて脱力した。ピョン・ヒョクは「ほら見て。やっぱり運命なんだよ。絶対絶対離れることのできない運命」と言って笑い、ペク・ジュンにキスをした。クォン・ジェフンも2人が乗った飛行機を見て笑った。