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俳優キム・ナムギル、映画「海賊」で完全変身

映画「海賊」 

  • 俳優キム・ナムギル、映画「海賊」で完全変身
暗く真摯な面を見せていた俳優キム・ナムギルが変わった。

映画「海賊:海に行く山賊」(以下”海賊”)でコミックな演技に挑戦した彼が観客を笑わせている。

6日公開された「海賊」は朝鮮建国半月前に鯨の襲撃を受けて国璽が無くなる前代未聞の事件を巡り、これを探す海賊と山賊、そして国の勢力者たちが繰り広げる海の上の痛快な大激戦を描いたアクションアドベンチャーだ。キム・ナムギルは劇中、伝説の山賊団のボスであるチャン・サジョン役を演じた。

チャン・サジョンは華やかな剣術と実力を持った男の中の男だが、知ってみると意欲だけ前に出てしまいしっかりとした盗みに一度も成功していないどこかお茶目なキャラクターだ。チャン・サジョンに完璧に変身したキム・ナムギルはカリスマ溢れる武士からお茶目な山賊のボスまで反転魅力でしっかりとした存在感を現して観客の愉快な笑いを誘発している。彼はこれまでMBCドラマ「善徳女王」(2009年)、「悪い男」(2010年)「鮫」(2013年)等、多数の作品を通じて無邪気さ残忍さの両面を持ったキャラクターから暗闇の先を走るキャラクターまで終始真摯で暗い雰囲気を醸し出してきた。しかし今回は愉快な男に変身した。キム・ナムギルはユ・ヘジン、パク・チョルミン、キム・ウォンヘ、チョ・ダルファン等、特有の演技に長けた俳優たちと呼吸を合わせて責任感がありながらも奇抜で2%不足したリーダーの姿で活躍する。

ここに笑いも与えるが、派手な刀さばきを披露して代役なしのアクションを格好良く消化する姿は女性観客の心を揺らしている状況。力の抜けた演技に物足りなさを感じていたキム・ナムギルは今回の作品でその不足を解消、愉快なキャラクターの服をしっかりと着て爆笑を誘発している。

キム・ナムギルはチャン・サジョンのキャラクターについて「とても愉快で痛快な反面、男気が強くて義理も大切に考えている人物」だとし「キャラクターのネジが抜けた姿が実際の姿と似ている部分がある。そんな部分が(映画に)多くてキャラクターを表現する際に容易だった部分もあった。大きく無理に笑ったり、強圧的に笑わせるのはよそうという考えで、気楽に溶け込むように努力した」と明かした。
  • MBNスター_ソン・ジナ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-08 14:02:22




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