A. | 数か月前から事務室の近くの大通りに焼き栗の屋台が登場しましたが、今になって焼き栗を売り始めました。トラックに薪で火をくべる火鉢を備えても、これまで生栗だけ売ってました。 「焼き栗はありませんか?」 と問うと、 「寒くなったら売るつもりだ」という返事だけ返ってきます。 ところが、いざ寒くなって焼き栗のトラック火鉢から煙がもくもくと立ちのぼっていますが、通り過ぎてしまいます。手が凍えるほど寒いので早く暖かいオフィスに入りたいからです。 焼き栗は12月の旬の料理の中で指の中に入ります。 焼き栗と一緒に焼き芋、たい焼き、ホットク、おでんなどが通りで人々の足を止まらせます。 コンビニにも12月になると登場する食べ物があります。 あんまんです。 このような食べ物じゃなくて、ちゃんとした12月の料理を紹介してほしいですか? 食品栄養学者たちは12月に食べるべき食べ物としてデコポン(みかん)、白菜、大根、ブリ、カキ、ホタテ、スケソウダラ、アンコウ、クァメギなどをお勧めします。 ブリ、カキ、ホタテ、アンコウなどの水産物のうち、ブリは冬にふさわしい魚です。 油気が多いから油っこくないか、こんな偏見は捨ててもいいです。熟成しなくてもかなりコシがあり淡白な味です。塩焼きをして食べてもいいし、お刺身で食べてもおいしいです。 頭が大きくて頭の部位が好きな食道楽家に愛されたりもします。 栄養学者が12月の食品としてブリを勧める理由は栄養分のためです。ブリの身に入った不飽和脂肪酸には脳に良いDHAやオメガ3が豊富で活性酸素を体外に追い出す機能を持つビタミンEも豊富です。ブリをたくさん食べたら老けないという話です。 精力に良いカキ、カリウムとアミノ酸が豊富なホタテ、ビタミンAがいっぱい入っており、目に良いスケトウダラ、冬のスタミナ食に数えられるアンコウ、豊富な不飽和脂肪酸を誇るクァメギは別途紹介しません。 ところでクァメギは何ですかって? 特に言及したい冬の食品は大根です。 しかし、冬の寒さで消化がうまくいかないなら薬局に行くのではなく近所の八百屋で大根を買ってきて食べてもいいです。晩秋のレンコンや大根にはデンプン分解酵素がいっぱいなので天然消火剤と呼ばれています。 大根特有の辛味は殺菌機能があって食中毒予防はもちろん、風邪までも防いでくれるなんて最高です!(参考にキムチを作ったり他の食べ物と混ざると辛味は消えます) |