A. | B.I(キム・ハンビン)は、7人組ボーイズグループiKONのリーダーでデビューした当時から論議に包まれていました。 父親であるキム・ジョンジュ、スンファプリテクの代表が虚偽公示で181億ウォンの投資金を不当な行為で調達し、会社資金23億9000万ウォンを横領したという疑惑で拘束されたからです。父親の横領で投資家たちが被害に遭った状況で息子の芸能界デビューが、再度傷を与える可能性があるという否定的な世論が形成されたのです。しかし、現代社会で父親の誤りを息子にまで責任を負わせる連座制は時代錯誤的な発想という批判に力を得て大きなイシューにはなりませんでした。 中学2年生の時に自主退学をして、15歳という幼い年齢でYGの練習生になった彼は早くから期待されていました。2013年のサバイバル番組『Win:Who is next』でBチームのリーダーとして出演した当時、ヤン・ヒョンソクとG-DRAGONはB.Iが第2のG-DRAGONと褒めたりもしました。 B.Iが自ら作詞作曲したデビュー曲『MY TYPE』は、大衆の好みに合ったし、洗練された曲で翌年の1月まで100位以内にチャートインしているほどファンたちから愛されました。 B.Iが麻薬を服用したとして、B.Iに麻薬を渡した供給屋*がYGエンターテインメント、ヤン・ヒョンソク代表から「警察に行ってすべての陳述を覆しなさい」という懐柔と脅迫を受けたというニュースが出てきていますが、ある意味ではYGがB.Iをそれだけ大切にしていたという意味にもなります。 * BIGBANGのT.O.Pの元ガールフレンドで一緒に大麻草を投薬した疑惑で有罪判決を受けたハン・ソヒ、警察はハンさんに対する調査過程でB.Iが麻薬を購入して投薬した疑惑を捉えたと報道されました。ハンさんは、現在、芸能人になる夢を諦めて個人のショッピングモールを運営中です。 アイドル歌手としてB.Iの才能が優れているという事実を否認するのは難しいです。ラッパーとしての技量もずば抜けている上に、ダンサーとしての実力も抜群です。練習生の頃からYGの中でダンスを一番上手に踊る練習生として評判でした。 躍動的な振りつけから叙情的な振りつけまでジャンルを選ばずにこなすのはもちろんのこと、振りつけを構成して舞台を演出する能力も優れています。iKONのサブボーカル、ソン・ユンヒョンは「B.Iは振りつけ練習の時、後ろからメンバーを指導して、動作を合わせるのを監督して最後に一度だけ合わせる」と話したほどです。 iKONだけでなく他の歌手の曲の作詞作曲にも参加しました。4人組ボーイズグループWINNERのデビュー曲『Empty』も彼が書いた曲であり、ガールズグループのBLACKPIMKのデビュー曲『WHISTLE』の作詞にも参加しました。3年ぶりにカムバックしたイ・ハイがリリースしたミニアルバム『24℃』のタイトル曲『NO ONE』のフィーチャリングも担当しました。 B.Iは歌手になるために中学校を自主退学した後、中学校と高校の過程を中卒認定試験、高卒認定試験で充当したそうです。それだけ自己管理を徹底していたということです。いつも結果が100%でこそ満足できるタイプで18歳の頃、すでに明け方6時に退勤するのが習慣になっていたようです。 出典-ディスパッチ こういう執拗な性格と「天才になりたい」という欲望で麻薬に手を付けたのではないかと思ったりもします。 |