A. | イタズラなKISSして何くわぬ顔する 意地悪な私は子供じみている? 生意気だって言われる事に慣れたけど 「好き」の台詞だけ言えないんだ My Sweet Emotion 4人組アカペラポップガールズグループの 天上智喜(チョンサンジヒ)The Grace (以下、天上智喜)の『イタズラなKISS』の最初の部分の歌詞です。 アニメーション、『犬夜叉』のOSTに出てきた曲です。 『イタズラなKISS』を歌った歌手は天上智喜になっていますが、実際にOSTに参加したメンバーはメインボーカルのダナ(本名:ホン・ソンミ、洪性米)だけです。
日本では平成の歌姫、倖田来未の妹、misonoが属していた混成ポップグループ「day after tomorrow(DAT)」が歌いました。
グループ「day after tomorrow」と 天上智喜は妙に似てるころがあります。大型企画会社で発掘したグループとして成功を保証された感じでしたが、全盛期もグループが維持された期間も短かったという残念な共通点です。 misonoがDATとして活動してた当時は、お姉さんよりはるかに人気があって倖田來未を「misonoのお姉さん」と紹介したこともありました。しかし、グループが3年余りで解散したせいでファンたちが名残りを惜しみました。 天上智喜は、DATが活動を終わらせる直前の2005年5月にデビューしました。SMが意欲的に準備したグループでした。中国に進出したダナ、日本現地で教育を受けたサンデー(ジン・ソユン)、アメリカで育ったステファニー(キム・ボギョン)、韓国で活動したリナ(イ・ジヨン)、メンバー全員の実力がすごかったのです。歌唱力で言うならば、韓国の歴代ガールズグループの中でBrown Eyes Girls、SPICA、SISTAR、MAMAMOOと共に最高として選ばれます。メンバー全員が、メインボーカル級ではなかったSISTAR、激烈なダンスは消化しにくいMAMAMOOとは違って天上智喜はダンス、ボーカル、パフォーマンス、すべて優れていました。あえて、ケチをつけるならば、メンバー全員の個性が強くて歌唱力が優れているため、グループとして調和しにくいという点でした。 最初にリリースした正規アルバム『もう一度OK?』で人気を集めた後、日本に渡っていって活動をします。そして、韓国の舞台に復帰できないままグループの活動が、あいまいになり終わってしまいました。 日本で開かれたコンサートが全席完売を記録して、韓国のガールズグループ初の日本全国ツアーを準備している間ステファニーが立つのも大変なほど、腰を負傷して3人体制でツアーを継続しなければならなかったのです。ステファニーはソロ舞台のために一日11時間ずつハイヒールを履いて練習する強行軍だったので、それが毒になったようです。事実上、このツアーが天上智喜の最後になってしまいました。 東方神起のように日本での成功を基に韓国に帰ることを夢見ましたが、韓国ではすでに後輩グループ「少女時代」の人気が頂点に達していました。そんな中、メンバーの一人が負傷で脱退までしてしまったので、運がなかったのでしょう。優れた実力を持ちながらも、まともに花を咲かせることができなかったグループ天上智喜、天が彼らにイタズラなKISSをしたのでしょうか? |