A. | 1972壬子年生まれの俳優と女優を紹介したから、次は歌手について紹介します。 この年に生まれた最も有名な歌手を挙げると、ソ・テジ(本名、鄭鉉哲)が一番最初に思い浮かびます。 1990年代を風靡した4人組混声グループ、Roo’Ra(ルーラ)のボーカル、キム・ジヒョン(金智賢)は当時、セクシーのアイコンでした。2ndアルバムの『翼を失くした天使』が150万枚を販売する気炎を吐いた時は彼女についてくる女性歌手はほとんど見当たりませんでした。すらりと伸びた身長とグラマーな体型、20代前半にしては、大人びた顔で男性ファンの心を虜にしました。Roo’Raの人気の中でキム・ジヒョンが占める分は、決して少なくなかったはずです。 キム・ジヒョンは2016年10月、2歳年下の実業家と結婚しましたが、自然妊娠が不可能と言われたそうです。それでも諦めずに試験官ベビーの手術を準備中だそうですから、たくさんの応援が必要でしょう。 3人組混声グループ、コーラのメンバーだったキム・ソン(カン・ウォンレの妻)、女性芸能人に11字腹筋ブームを巻き起こしたミナ(シム・ミナ)もこの年に生まれました。 ミナは、セクシーという言葉のニュアンスを変えるために一助を担いました。ロングヘア、Sライン、サイドスリットスカート、スリムで可愛く見える衣装でなくても、セクシーさを直接見せてくれた芸能人は、ミナが初めてと言っても過言ではありません。 ほかには、1972壬子年に生まれた歌手で、男性デュオのCANのメンバーであるペ・ギソン(裵起成)、ヒップホップデュオ「Jinusean」(ジヌション)のメンバー、ショーン(魯丞煥)、爽やかな歌唱力を発揮したソ・チャンフィ(金敬姫氏)、バラードデュオ「ユリサンジャ」(ガラス箱)のメンバー、イ・セジュン、現在はプロデューサーとして活動中のイ・ヒョンド(李賢道)などが挙げられます。 現在、活発に活動をするコメディアンの中で、1972壬子年に生まれた人は少なくありません。 お笑いコンビ「コルトゥ」の1人であるキム・テギュン(金泰均)は才能が多いです。似顔絵もなかなか上手だし、ビアホールでバイトをしていて、シェフがお金を持って逃げだしてしまい、厨房を引き受けるほど、料理の実力もあります。本業のお笑いでも様々な芸を披露していますが、きついおばさん、おばあさん、子供の声の演技の達人です。同い年のRoo’Raのキム・ジヒョンとは幼い頃から知り合いなので、キム・テギュンはいつも「幼馴染」と言及しています。 このほかに、MBCの教養番組『気分の良い日~みんなラブラブ愛してる!』のMCを担当しているキム・ハンソク、歌手ペ・チョルスのモノマネで芸能界にデビューしたペ・チヨルス、最近は、ポッドキャストで脚光を浴びているソンウン(宋恩伊)、90年代に彗星のように登場して足長*コンセプトで人気を集めたイ・フィジェ(李輝宰)、馬鹿演技の達人イム・ヒョクピル(林赫弼)などが挙げられます。 *当時のコメディアンにしてはハンサムなルックスと高い背を見てイ・ギョンギュが決めたキャラクター、ショッダリ(短足)はキム・ハンソクで、一足遅れて登場したカン・ホドンはビッグダリ(ビッグ足)です。 この年に生まれた芸能人の中で、決して欠かせない人がいます。 韓国最高のMCとして認められているユ・ジェソク(劉在錫)です。2004年以降、人気投票で1位を逃したことがないため、国民MC、「ユヌニム」という呼び方が決して大げさに聞こえません。 長い間、トップに居ながらスキャンダルや事件、事故、噂に彼の名前が挙がったことは一度もないので、自己管理がそれだけ徹底しているということでしょう。 |