A. | 気温が30度を優に超えたのに相変らず顔はマスクで隠しています。 顔が焼けるのを恐れて覆ったのではなく、聞くだけでうんざりする新型コロナウイルスがまだ猛威を振るっているからです。 暑いのでマスクの中では汗が出てきます。 ニキビの繁殖に最適な条件を満たしているんじゃないかと思うと気分が悪くなります。 ニキビが出来る年は過ぎたから大丈夫だろう。 安心するとひどい目に遭います。50歳なのにニキビが出来てしまいます。なぜニキビ?50歳なのに、もしかして浮気をしてるのかと誤解されるかもしれません。 ところで、ニキビはどうして出来るんですか? 歯磨きを考えると、理解しやすいです。 歯磨き粉を使い、丁寧に閉じないと歯磨き粉が出る部分が硬くなってしまい、チューブを押して絞っても出にくくなります。 詰まり具合が弱いと力を入れて押すと一部に空間が出来ます。そのため、不便ではありますが一応使えます。 しかし完全に塞がらると、いくら押しても歯磨き粉が出る気配がしません。 頭に来て怪力を発揮したら、パンと裂けてしまいます。 下の写真は14歳の男性の鼻の写真ですが、この時期の男性は皮脂が多くてニキビだらけになりやすいです。 たくさん走って、顔が汗だくなのに洗わないからでしょうか? 水を適当に顔にかけて大まかに洗う洗顔の仕方が、ニキビの原因かもしれませんが、必ずしもそのためではありません。男性ホルモンのアンドロゲン(androgen)の影響もあるでしょう。 アンドロゲンによって皮脂の分泌が活発になるからです。 ホルモンの代替療法を行うトランスジェンダーたちは、アンドロゲン抑制剤を飲むようになりますが、ほとんどが初めて、この薬を飲んだ後は、ニキビだらけだった肌がきれいになったと喜んでいます。一卵性双生児のうち1人がホルモン代替療法を行ったメインズ兄妹の写真を見れば、男性がニキビに弱いという事実がはっきり分かります。 男性ホルモンの影響ははっきりしていますが、皮脂の分泌量や毛穴が詰まる原因はまだ分かっていません。ニキビに良い食べ物、悪い食べ物があるかどうかに対する権威者の意見も分かれます。 男性がニキビに弱いと、女性が安心しても困ります。 思春期や生理期間中はホルモンのバランスが崩れてアンドロゲンの数値が上がることがあるからです。皮脂の分泌量が普段より多くなるということです。 |