A. | 1972年8月8日生まれなので、今年48歳です。 近いうちに韓国最高のエンターテインメントの経営主になる、いわゆる「黄金の独身男性」です。 80歳の父親のパン・グクユンさんも息子が結婚せず心配です。 父親はある新聞とのインタビューで「会う人ごとに息子の話やBTSの近況を聞いて話す」と感謝の気持ちを伝え、結婚の話が出るとため息をつきました。 パン・シヒョク代表はエリート家の息子です。父は行政試験に合格した後、高級公職者を務め、母はソウル大学英文学科を卒業しました。母は7人兄弟で5人がソウル大学を出たそうです。 お父さんの記憶では幼い頃一日中本ばかり読む子供だったそうです。小学校入学前には、すでに『プルターク英雄伝』など青少年時代に読む本をほとんど全部読んでいたほどです。その代わり運動がうまくできず、疎外されるのではないかと心配になってギターを買ってあげたのですが、その時から楽譜を書き音楽に心酔し始めました。 音楽をしながら性格も変わりました。中学校からは友達と付き合い始め、バンドを作ってからは親の心配事がなくなったそうです。しかし、大学に進学する時期になると新しい心配事が生じました。京畿高校ではソウル大学法学部を推薦しましたが、音楽をすると意地を張ったためです。パン・シヒョクはソウル大学美学科に入学しましたが、自分が望む進路と家の選択の間で折衷したように思えます。 お父さんがギターを買ってくれた後、音楽に夢中になりましたが、全校1、2位を逃さないほど勉強もできる子でした。パン・シヒョクはそういう人です。音楽ではなく美哲学を専攻*しながら独学で作曲を学んだという話です。自己管理がそれだけ厳しかったことが分かります。 * 1997年ソウル大学後期卒業式で人文学部卒業生の中から次席で卒業しました。 そのためか、オーディション番組で審査委員を引き受けた時の言葉が、ややストレートです。 「シンガーソングライターは歌だけでなく人そのものがキャラクターになる。すみませんが、外見にもう少し気を使う気はないか?」 パン・シヒョクが音楽家として初めて名を馳せたのは、1994年第6回ユ・ジェハ音楽コンテストで銅賞をもらってからです。以後、歌手たちに曲を書いてあげながら創作活動を続けましたが、1997年にパク・ジニョンにスカウトされてJYPのプロデューサーになりました。 パク・ジニョンからプロデュースのすべてを学んだと自ら明らかにしたこともあります。 JYPの共同創業者として活動し、2005年にBig hitエンターテインメントを設立して独立しました。何のお金で?これまでヒットさせた多くの曲から入ってくる音源収入だけでも相当なものだったでしょう。 パン・シヒョクが作曲した代表的な曲を一度見てみましょうか? • G.O.D - 「君がまた戻って来られるように」、「Friday Night」、「空色の風船」、「君が必要」、「愛が永遠なら」、「なぜ」、「薔薇の戦争」、「True East Side」 • パク・チユン - 「月光の歌」、「私は恋に落ちた」 • ピョル - 「なぜ知らないの」、「安否」、「涙腺」 • パク・ジニョン - 「格子のない監獄」 • Black Beat - 「翼」 • Rain - 「悪い男」、「I Do」 • ペ・スルギ - 「スルギSay」 • ムン・ジウン - 「知らない知らない」、「Hibiye Hibiyo」 • ペク・チヨン - 「銃で撃たれたように」、「唇をあげて」、「私の耳にキャンディー」、「普通」、「Woo-ah!」 • BTS - 「I NEED U」、「RUN」、「Fire」、「血、汗、涙」、「Spring Day」、「DNA」、「FAKE LOVE」、「IDOL」、「Boy With Luv」など • ソ・イングク - 「Calling You」 • チャン・ヘジン - 「一度だけ泣いてしまおう」 • T-ARA - 「初めてのように」 • GFRIEND - Apple • 2AM - 「Never let you go ~死んでも離さない~」、「悪かった」、「バカみたいに」、「LOVE」、「電話に出ない君に」、「Like crazy 」 • イ・スンギ - 「愛が酒を教えて」 、「友達じゃないか」 • カン・ミヨン - 「Paparazzi 」、「狂っていく」、「昔の女」 • オム・ジョンファ -「Come 2 Me」 パン・シヒョクが作曲した曲のリストを見ると「あれも彼が作曲した歌だったの?!」と思うほどかなり多いです。韓国音楽著作権賞をもらった理由が分かります。多くの曲を書きプロデュースした底力がBTSで花を咲かせたとも言えるでしょう。 パン・シヒョクは、韓国のアイドル歌手が歌、ダンス、演奏、作詞、作曲に長けた完全体になることを夢見ていました。 2011年にMBCが放送した『私は歌手だ』では、アイドル歌手に対する卑下が相次いだ際「韓国のアイドルは外見にも素敵だし、歌やダンスもできる珍しいケースなのに、なぜそんなに非難するのか分からない」とし厳しく批判する場面もありました。 |