解説 | ハングル:딸배 ハングル発音:タルベ 意味:食べ物を配達する人を見下して呼ぶ言葉 解説: 「タルトン配達」の略語。食べ物を配達する人を見下して呼ぶ言葉。 韓国では「配達(배달:ペダル)」とは普通、食べ物の配達を意味する。数多くの物品や手紙もあるが、手紙は郵便を通じて物品の配達は宅配(택배:テクペ)またはクイックサービス(퀵서비스:クィクサビス)と呼ぶ。しかも郵便や品物は箱が要らない。 韓国の出前文化は早くから発展してきた。 記録を探してみると朝鮮後期から冷麺や酔い覚ましスープを出前して食べていたそうだ。電話がなかった時代なのであらかじめ注文しておかないと配達できないだろう。 お酒を一杯飲んで酔いつぶれて帰る途中に出会ったスープ店に「明日の朝、うちに酔い覚ましスープを送ってくれ」と注文したということだろう。 旧韓末以降、ソルロンタン(牛骨スープ)から始まった出前は中華料理店が加わり、いつの間にかジャージャー麺が出前の代名詞となった。 新しく中華料理店をオープンするとしたら必ずデリバリーボックスとバイクを準備しなければならないという意味だ。 デリバリーボックスにジャージャー麺、ちゃんぽん、そして高い料理を入れてブーンと走る。 一時は、工業団地やオフィスが密集している地域で食べ物がいっぱい詰まった大きなお盆を頭に載せて食べ物を届けるおばさんもよく見かけた。 2010年に入り配達の様相が少し変わった。 飲食店から配達をしてくれるのではなくデリバリー代行会社がこれを引き受けて処理するのだ。 これが進化なのか退行なのかはわからないが、とにかくデリバリー代行会社の登場でデリバリーされる食べ物も増えてきている。 中華料理、チキン、ピザ、ハンバーガー、豚足、ポッサム、トンカツ、軽食、白飯、そしてベトナム料理、タイ料理、インド料理、各種おつまみ…、もちろん刺身や寿司など日本料理もある。 もしかして人も? |