解説 | ハングル:겉바속촉 ハングル発音:コッバソクチョク 意味:表はカリッと中はしっとり 解説: 「表はカリッと中はしっとり」の略語。衣をつけて作るチキンなどに主に使われる新造語。 せっかくチキンを注文したのに配達されてきたのを見てがっかりした。 まず下記の写真のようではない。 でも、せっかく配達を頼んだからと一口食べてみたら…、歯が痛いくらいだ。 どうしてチキンがこんなに固いのか、表と中を一緒に揚げたようだ。 コッバソクチョクを期待してたのに、そんな願いとはまったく遠いチキンがテーブルの上に置いてある。 チキンだけではなく、チジミなどの衣をつけてつくる食べ物に通用する「コッバソクチョク」の由来を知ると、ちょっと意外な気がする。 「コッバソクチョク」はオンラインゲーム「World of Warcraft」から由来した。 どんな由来なのか紹介しよう。 「ガロッシュ・ヘルスクリーム*」というキャラクターと「スタール**」というキャラクターがマッコラ***をしている途中、スタールが使った稲妻にガロッシュ・ヘルスクリームが当たって死ぬ。これを見たゲーマーたちがガロッシュ・ヘルスクリームに「電気グリルチキン」、「昔のチキン」というニックネームを付けた。そしてニックネームに「外側はカリッと中はしっとりチキン」を追加した。 *マグハルオーク、戦士 **オーク、呪術師 ***オーク種族が命を懸けて戦う1対1の戦闘 この言葉がゲームユーザーの間で広く使われている、ゲーム外の世界にまで進出したという話だ。 ゲーマーたちが主張する「コッバソクチョク」の由来は上記の通りだが、必ずしも正しい言葉とは言えない。 「コッバソクチョク」のように四文字に縮めて言わなくても、天ぷらは表がカリッと中がしっとりしてこそ味がするのは、天ぷらは最初に作られた時から当然とされていたからだ。 |