解説 | ハングル:김장 담근다 ハングル発音:キムジャンタムグンダ 意味:けんかする時に相手を威嚇する言葉 解説: キムチを漬けるという本当の意味のほかに、けんかする時に相手を威嚇する言葉としても使われる。「チョッカルタムグンダ(塩辛を漬ける、젓갈 담근다)」、「タムガボリンダ(漬けてしまう、담가버린다)」なども同じ意味。 キムチ冷蔵庫が登場する前、マンションに住む住民にとってキムジャン(キムチを漬けること)はかなりの悩みだった。 まず、庭がないので白菜を買ってきて漬ける場所がなかった。 浴槽と大きなたらいを持ってきて塩漬けにし、家の中いっぱいに広げたまま調味料を混ぜ合わせる大変な作業をした後、問題が登場する。 「かめつぼは、どこに埋めるの?」 そのため、マンションが登場する初期には団地の随所に埋められたかめつぼを埋めた跡がかなりあった。 「キムジャンタムグンダ」という俗語はここから由来した。半分殺して地中に埋めるという脅迫を「キムジャンタムグンダ」と遠回りに言ったのだ。 キムチの真っ赤な色も脅迫の用途に変わった。キムチの赤い色が赤い血を連想させるので「キムジャンタムグンダ」は「血だらけにしてやる」という脅迫として通じる。 実際、格闘技の試合で顔を殴られ血まみれになって審判が試合を中断させれば「キムジャンタムグンダ」が終わる。普通は勝った選手が「キムジャンタムガボリョッッタ(キムチに漬けてしまった)」というふうに使う。 格闘技ではないサッカーやラグビー、ホッケーなど体当たりが激しい種目でもたまに使われる。相手が怖がるほど強いタックルをする行為だ。 もちろん、格闘技ではなくスポーツで「キムジャンタムグンダ」の行為は退場処分を受ける反則だ。 |