解説 | ハングル:집돌이 / 집순이 ハングル発音:チプドリ / チプスニ 意味:外出をあまりせず、自宅に引きこもっている人。チプドリは男女を問わず使われたりもするが、一般的には男性を指す。家にだけいる女性はチプスニ。 ~돌이、~순이は、~する男性(女性)、~~とは特性を持った男性(女性)を意味すると見ればよい。 解説:米国の犯罪ドラマの中で『名探偵モンク』シリーズがある。 犯罪現場に犯人が残して行った非常に小さな手がかり、つじつまが合わない矛盾を暴いて真実に迫る探偵だ。 しかし、モンクは精神的な問題がある。潔癖症があり、他人とは握手さえ嫌う。どうすることもできず手を握った後、同行する秘書からウェットティッシュをもらって洗うほどだ。 ドラマには、モンクよりもひどい精神的欠陥を持った人が出てくるが、モンクの兄だ。ひどいパニック障害、その中で人が集まるところに行けば、息が詰まる広場恐怖症があり、物心がついて以降、家の外にたった一歩も出たことがない人だ。 チプドリ、チプスニは、それほどまでではない。 ただ家の外に出るのが嫌なのだ。風呂に入ることも面倒で、服を着替えるのにせわしげなのも嫌で、友達に会っておしゃべりをするのもつまらないことのように考え、だから家でごろごろとするのだろう。 これがどれほど楽で良いか、横になりたければ横になり、テレビを見たければ見て、そうでなければせずに。世の中に家より楽なところがあれば言ってみて。まあ、このように。 だからといって、まったく外出をしないのでもない。友達の結婚式や、同窓会、そして夢に描いた彼(彼女)に会う約束をしたなら、朝からせわしないだろう。 「いや、チプドリがどうさせたのですか?朝からおしゃれして」 家族がにらみをきかせても、顔には笑顔がいっぱいだ。 ただ、特別なことがなければ、家の外に出ないということだろう。チプドリ、チプスニたちはそうだ。 ただ家が最高だって。 |