解説 | ハングル:평타취 ハングル発音:ピョンタチユイ 意味:「평균 타율을 친다(平均打率を打つ)」から派生した造語。美貌、スタイル、能力、成果などが、平均には(平均程度)達すという意味だ。初声だけをとって「ㅍㅌㅊ」とも書く。平均以上であれば상타취(サンタチュィ)、平均以下なら하타취(ハタチュイ)。極右サイトと評価されるイルベで流行に乗り始めた言葉で、イルベで初めて使った言葉でないにもかかわらず、イルベ用語と疑われる言葉だ。 解説:オンラインゲームで特殊効果が入っていない一般技術を「平凡な打撃」という意味で「평타(ピョンタ)」と呼ぶことから由来された。 つまり、特殊な条件で使うことができる必殺技や、高いお金を出して買った特殊な攻撃武器でない平凡な技術で仕掛ける攻撃という意味だ。 以来、投手が投げたボールを打者が打つ野球競技で広がり、2011年以降に急激に流行に乗り始めた。 ピョンタチュイがゲームと野球板を脱し、一般的に使われるようになったのは「グラチュイダカルリミョン」というIDを使うイルベ会員が、自分の友人の写真だとし、男性の写真をあげ「ブサイクなのではなく男らしくないのか?」と尋ねたことに対し、他のメンバーが「ピョンタチユイだね」というコメントをつけたのが契機になった。 さらに、友人の写真と言われた写真が本人の写真であったことが明らかになり、さらに話題をさらった。 以降、イルベを離れ、インターネットで広く使われる表現として座を占め、オフラインの世界にも出て横行する言葉として発展した。 インターネットに上がってきた掲示物を例に挙げると? 施設や価格が良く、館長も親切なジムなのに、初日に私が挨拶をしたら、館長が背を向け、「会員さん、私の背中はピョンタチュイ?」とこう言い、何も答えなかったので、続けて「ピョンタチュイ?」と言いながら付きまとうのだ。しぶしぶ「サンタチュイですね」と言うと、満足して運動を教えてくれた。 このような文もある。 「私、マサチューセッツ工科大学を出て、Googleに入って、年俸10億ウォンを受けるのだが、人生ピョンタチュイ?」 それとなく自分の自慢をしたい時もピョンタチュイ?が使われていることが分かる。 |