解説 | ハングル:순실증 ハングル発音:スンシルジュン 意味:朴槿恵(パク・クネ)前大統領の秘線実勢であるチェ・スンシル(崔順実)の国政壟断から始まった症候群。順実症。チェ氏の娘チョン・ユラが心強い背景を背に負って不正入学した事実が知られながら、代入受験生たちが感じる無力感と努力に対する価値喪失を意味する。 受験生の間では、朴槿恵前大統領の対国民談話の内容を風刺して「私がこうしようと勉強したのか。自壊感を感じて苦しい」という言葉も流行した。 解説:スンシルジュンは、単に受験生の間に限った症状ではない。この症候群は韓国社会全般に広がっている。 食欲が落ち、事々が面倒な初期症状から、一日一食を食べるのも厳しい重症患者もいる。 朴槿恵 - チェ・スンシルの国政壟断に関する聴聞会と裁判を見守ってみると、あくせく生きなければならない理由も分からず、そのように生きる自分が情けなく感じられる。 権力を握った者が法を犯して贅沢三昧なのに、ひたすら力のない庶民たちだけが法を守って生きなければならない身の上だという悔しい思いもする。 スンシルジュンのチェックリストも登場した。下の10項目のうち、6項目が該当する場合、スンシルジュンにかかったとみる。8項目以上なら重症だろう。 - 怒りが増え、簡単に怒る - 今していること(仕事)に懐疑を感じる - 一生懸命生きて何をするのかと思う - 法を守り、生きる私が情けない - 韓国は身分社会だ - 未来への期待感がない - すべてのことが面倒で怠惰になった - していること(仕事)に集中するのが難しい - お金ですべて解決できる - 今すぐ韓国を去りたいと思う |