解説 | ハングル:만수르 ハングル発音:マンスル 意味:あふれ出る、溢れる 解説:マンスール・ビン・ザイド・ナハヤンは英国プロサッカー球団マンチェスター・シティFCの球団主でもあり、アラブ首長国連邦(UAE)の王子であり副総理。 2014年KBS娯楽番組『ギャグコンサート』にてアラブの財閥たちの太っ腹な金の使い方を風刺するコーナーの名前として登場した後、金持ちの代名詞となった。その後、意味が進化して「あふれ出る、溢れる」という意味を持つ接尾辞としても遣われる。 例えば情熱が溢れるという意味で「情熱マンスール」 上の写真の『ギャグコンサート』のコーナー名は「マンスール」ではなく「オクスール」だ。マン(万)よりもオク(億)が大きな数字であるため進化したということだ。 しかしもっと金のある人々を描き出すためにコーナー名を変えたのではなく、他の文化圏に住む実在人物、それもアラブの王子の名前を使用しているため、マンスール本人が抗議するかも知れず、アラブの金持ちは皆成金だという間違った印象を与える可能性もあるという理由でコーナー名を変えた。 『ギャグコンサート』制作陣が自主検閲したが、アラブ王子を不快にさせるのではと心配した韓国石油公社の要請もあったという。 『ギャグコンサート』にてマンスール、いやオクスールは財産が1400兆ウォンもあり、三人の子どもにより頭が少し痛い。 息子が誕生日パーティにMCとしてお笑いタレントを呼んで欲しいというのだから呆れるものだ。オクスールは怒って「お前が乞食か?」と息子に金塊を持って立っているように罰を与えるが、拗ねた息子が家出すると車に乗って出て行く。 その知らせを聞いたオクスールは「どんな車に乗っていった?2000台にもなる車のうち何に乗っていったんだ?」と尋ねる。 オクスールに変えた後、こうした考慮すべき要素が生じたためコーナーの人気は下がり、暫くして廃止された。その後このコーナーを覚えていた人々が「オクスール」よりも「マンスール」に嵌ったようだ。 そうしてマンスールは韓国の土地で「溢れ出すように多い」という意味を持つ言葉となった。 |