解説 | ハングル:넵병 ハングル発音:ネプピョン 意味:上司や他の従業員の言葉にとにかく「ネプ(넵)」で答えること 解説:カカオトークなどのモバイルメッセンジャーや会社のメッセンジャーで上司や他の社員の言葉に返事をする際、「네」「예」ではなく「넵」と答えることだ。無礼だったり堅苦しく感じられる「네」「예」、軽く見える「넹」や「네ㅋㅋ」「네ㅎㅎ」と異なり、意欲が充満して見えることから多く使われる。 「パク代理、これを30分以内に処理してくれないか(박대리, 이거 30분 내에 처리할 수 있지?)」 「ネプ(넵)」 30分はおろか1時間、いや今日中に処理できるのかも分からず、どんな仕事なのかも知らない状態だが答えだけは明快だ。 「できません」「だめです」「他の人にお願いしてください」と答えたところで結局、自分の仕事になるのなら早いうちに答えるほうが楽だ。 こうして会社員は「Yesマン」になっていく。 「네」は堅苦しく無味乾燥しており情が感じられず、間違うと嫌々答えている印象を与えかねない。 だからと言って情をたっぷり込めて「넹」や「넴」を使ってしまっては、軽い奴と思われるかもしれない。「会社が学校だとでも思っているのか」と小言を言われる可能性もある。 軽くない口調を選んで「넷」を選択してしまうと、まるで軍隊での言葉遣いのようになってしまうことから、最終的に使われるのが「넵」だ。 しかし、この「넵」を使いすぎると「ネプピョン(넵병)」にかかったと言われるので、元気な印象を与える「네~!」を混ぜて使うことがポイントだ。 |