解説 | ハングル:군대리아 ハングル発音:クンデリア 意味:軍隊で配食されるハンバーガー 解説:軍隊(군대)とロッテリア(롯데리아)の合成語。韓国軍の将兵たちに与えられるDIYハンバーガーだ。「クンデナルド(軍隊+マクドナルド)、クンデキング(軍隊+バーガーキング)という言葉も使われるが、クンデリアが最も多く使われる。正式名称は「パン食(빵식)」だ。 軍隊漫画にこんなシーンが登場する。今日はクンデリアが出る日だ。この日を待っている将兵がいる。パン好きな将兵たちもクンデリアを待つが調理兵は例外なくこの日を歓迎する。 配給する材料を温めるだけなので、いつもよりゆっくりと食事の準備をすることができるからだ。さらにクンデリアはほとんど朝食として提供されるため1時間ほど遅く起きることができる。それだけではない。皿洗いの量も減る。揚げたり焼く調理過程を経ないため、油汚れが付着した厨房機器もなく、どれだけ良いだろうか。 クンデリアは通常週に2回朝食として提供されるが、夏にはクンデリアの材料が腐敗することを懸念して、夕食用に提供されることもある。それでも調理過程が省略され皿洗いの量が減るのは同じだ。 しかし、なぜクンデリアをDIYハンバーガーと呼ぶのだろうか。これは調理兵がハンバーガー店のようにハンバーガーを作って出すのではなくハンバーガーの材料を配るだけだからだ。 配食されるのはパティ、パン、ジャム、ソース、サラダ、ピクルス、チーズ、牛乳、卵、スープだ。パティはプルコギ、チキン、チーズ、エビ、ハムスライスなどがある。兵士たちはこれらをもらって直接ハンバーガーを作って食べる。だからDIYバーガーと呼ばれる。 |