解説 | ハングル:슈스 ハングル発音:シュス 意味:スーパースター 解説:「슈퍼스타(スーパースター)」を短くした言葉。 音楽チャンネルMnetのオーディション番組『スーパースターK』は年齢が多かれ少なかれ誰でも参加できる公開オーディションだった。 優勝をすれば、いや優勝の直前まで行くことができればスターになれるなんて、歌に素質があると思っている人がたくさん集まった。全国8都市を巡るオーディションでの応募者がなんと713,503人。この番組が始まった最初の年の2009年のことだ。 歌手ジェジュンの母親もオーディションに参加し、審査員イ・ヒョリの母親の友達の息子も割り込んで、イ・ヒョリが困り果てたこともある。トランスジェンダーも堂々と顔を出し、応援に来た恋人も放送に顔を出すものの残念ながら脱落した後遺症なのか放送直後に別れたらしい。父親のための歌を歌いたいという刑務所の受刑者もいた。 『スーパースターK』に参加するために並んでいてJYPエンターテイメントのスタッフにキャスティングされ、国民の初恋のアイコンとなったMiss Aのスジもいる。 『スーパースターK』が希望の光でもあったが、このオーディションで優勝したからとスーパースターになれるのではない。歴代の優勝者が自分が望んでいる歌手の道を歩いてはいるが、スーパースターという名称は負担になるだろう。 夜空にたくさんある星の中でも特に輝くスーパースター。 最も輝く星は消滅直前の星でもある。 そのため、スーパースターという言葉の代わりに「シュス」と表現するのかもしれない。 スーパースターだなんて。私なんかが。 私は夜の空を照らす無数の星の中にある名前のない一つの星に過ぎない。 |