解説 | ハングル:허접 ハングル発音:ホジョプ 意味:水準以下のもの 解説:「良い部分が抜け落ちて残ったみすぼらしいもの」という意味の「허접쓰레기」に由来する。 商売が終わる頃に乾物店や八百屋に残ったものを連想すればぴったりだ。 もともとは「허접쓰레기」も標準語ではなかった。辞書に登録された単語は、「허섭쓰레기」だった。 ところが、皮肉にも人々が標準語は投げ捨て「허접쓰레기」という言葉だけ使った。一般人の会話だけでなくニュースにも堂々と「허접쓰레기」という単語が登場した。 そこで「허접쓰레기」が標準語として認められた。標準語というのが多くの人が使う言葉という意味なので、現実を反映したと見ることができる。今では「허접쓰레기」「허접하다」「허접스럽다」がすべて標準語として登載されている。 ただし「허접」という単語だけは標準語の待遇を受けることができない。 「허접」はオンラインゲーム胎動期である1990年代後半には、ゲームや運動能力がお粗末なプレーヤーを卑下する俗語だった。評価や階級、評判は高いが明らかになった実力が低いときに使われた。 ゲームで流行していたこの言葉がミレニアムを迎えて日常生活にも移されてきた。2000年4月から放映されたKBS大河ドラマ『太祖王建』のセリフにも登場するほど日常用語としての地位を固めた。 |