解説 | ハングル: 칼정장 ハングルの発音:カルチョンジャン 意味: 刃物のようにビシッと決まっているスーツ 解説: 刃物のようにビシッと決まっているスーツ。刃物のよう(칼같다)というのは、はっきりしていて正確だという意味。 名前は思い出せないが、エージェント(要員)ということは知っているだろう。 そうだ。 ハリウッド映画でCIA要員やFBI要員は正装、それもビシッと決まったスーツ姿で登場する。 FBIで勤務しているが、身だしなみがスーツでなければ要員ではなくて、要員を手伝って雑用をする下級社員だろう。 要員は、なぜカルチョンジャンなのだろうか?おそらく規則や規範を重要視していることを強調するためだろう。法を執行する責任を持ってる人だから、服もきちんとした正装を着る、こういう意味だろうか? ところで、いつから正装は西洋のスーツを意味するようになったのだろうか? 重要な集まりに正装を着ると言って韓服にトゥルマギ(上着)を着ては、少し変な人に見られる。 アラブの王族はアメリカ大統領と会談をする時も自分たちの伝統衣装カンドーラにスリッパのような履物を履いてくる。ところが面白いのは、このような姿をアラブでも正装とは言わないそうだ。西洋のスーツにネクタイを締めてこそ正装と言う。 産業化以後、文化の主流が西洋一色になったため、正式な服装である正装はスーツとして統一されてしまったようだ。 |