解説 | ハングル: 개나리 스텝 ハングル発音:ケナリステプ 意味: 解説 猫が背中を精一杯、上に突き上げ、背中と尻尾の毛を逆立てて大柄に見せた後、うろつく行動。 ケナリステプが何かは、下記のYouTubeを見ると分かる。 https://www.youtube.com/watch?v=mL1xLqav02c&feature=youtu.be 説明は終わりだ。 言いたいことは、たくさんあるが、我慢して補足説明をしよう。 このステップを踏む猫は体を相手の90度方向に置いて、近づいたり離れたりを繰り返す。映像を見れば分かるが、少し面白い。 主に子猫たちが取る姿勢だ。 成猫は、このような虚勢に相手が騙されないことをすでに悟ったのだ。一種のいたずらでもあり、脅威を与えるのにどれくらいの距離が丁度いいのかを知るために練習しているのだ。 飼い主たちは、飼っている猫がケナリステプを踏むと「うちの子が、もうこんなに大きくなったんだ」と感嘆する。 ところで、なぜ猫のサイドステップをケナリステプと呼ぶのだろうか? 猫とは全く関係のない漫画家キム・ソンモの代表作『デトル』のせいだ。 デトルは「全部、盗む」という意味だが、タイトルが物語るように大盗の話だ。 作品の登場人物の中で、全国的に遊ぶ刀遣いのケナリが、戦うたびに左右に行き来しながら美しいステップを踏むため、「ケナリステプ」として定着した。 現実には、このようなステップを踏みながら戦う人がほとんどいないため、その後、猫たちの用語になってしまったわけだ。 ひょっとしてケナリ(レンギョウ)が、猫の行動を見て学んだのかって? そうではなくて、以前、上半身は固定したまま下半身をガタガタと動かす「ケナリチュム」というダンスがかなり前に流行ったのだが、作家がそこから借用したようにも思える。作品の中では犬の足が道端に咲いているレンギョウが風に揺れ動くのを見てステップを考えたと言い張っている。 |