解説 | ハングル: 페친 ハングル発音:ペチン 意味:Facebookの友達 解説 「Facebookの友達」の略語。 最近は、友達を作るのがとても簡単になった。見知らぬ人に会うと顔が赤くなり、何を話せばいいのか迷うし、ひょっとして失敗をしないか心配になり、耳が遠くなる人でも、友達を簡単に作れるのだ。 ソーシャルメディアのおかげだ。 米国のハーバード大学に通っていた19歳のマーク・ザッカーバーグが友達と一緒に学校の寮で作ったFacebook(フェイスブック)は友達を作る時に大きな助けとなった。 友達が多いといいかって? 喜んで運命を共に分かち合う知音(チウム)*が1人でもいれば、人生を無駄に生きなかったと言われるが、それはよく分からない。 *中国春秋時代のコムンゴ(琴)の名人、ペガ(伯牙)は友人のチョンジャギ(鍾子旗)が死ぬと、自分のコムンゴの音を聞かせる人がいないと言って、コムンゴの弦を切ってコムンゴを奏でなくなったそうだ。 これだけは明らかだ。 何も考えずにオンラインを通じて友達になっても、自分の情報がそのまま相手に公開されるということだ。もちろん、親しい友達なら電話番号、家の住所、生年月日はもちろん、誰と付き合ってどんな服が好きで何を怖がっているのかも分かるけど、オンラインで軽く付き合う人が自分のいろんなことを知っていると思うとぞっとするだろう。 米国にある、社会を風刺するマスコミでは、CIA副長官の発言を紹介したことがある。実際の人物ではなく、風刺のために作った仮想の人物ではあるが…。 「数年間、大衆を監視してきた私どもとしては、多くの人が自発的に自分の居住地と宗教的、政治的見解、友人リスト、Eメールアドレス、電話番号、数百枚の写真、現在行っている活動情報を公開しているため、驚きを隠せません。CIAとしては夢に見てたことです」 Facebookの個人情報の流出が深刻だという事実が知られ、Facebookを「自分と他人のコミュニケーション空間」よりは「自分の個人情報掲示板」と考える人も増えている。 そして、こんなこともある。 米軍や資産家を詐称する詐欺師と友達になる場合、金銭を要求する場合が度々あるそうだ。あれこれ理由をつけているが、かなり多くのアジアのペチンたちが、お金を送ってくれるのだ。米軍を詐称するペチンたちの痕跡を追跡してみると、ナイジェリアかリベリア国籍であることが明らかになったそうだ。 |