解説 | ハングル: 싫테 ハングル発音:シルテ 意味:ある対象に対してネットユーザーの反応が「いいね」より「嫌だ」が圧倒的に多い状態 解説 「嫌だ、テロ」(シロヨ、テロ)の略語。 昨年の7月、ミュージカルを原作にした映画『キャッツ』の製作陣は予告編を公開するやいなや、とても困難な立場に置かれた。 ミュージカルの人気はピークなのに、実写化した映画については「嫌だ」が「いいね」を圧倒したからだ。 「いいね」の2倍を超えたのだ。 製作陣の立場では、まるでテロに遭ったような気分になるだろう。ケガをしたわけでもないのにテロはひどすぎるのではないかと問い詰めることもできるが、「嫌だ」があふれる現象を「嫌だ、テロ」と呼ぶ。 あるユーチューバーは「嫌だ」に心を痛めたあまり、サイバー警察への通報ができるかと質問したりもした。通報して「嫌だ」を押した人たちが誰なのか知りたかったようだ。 ユーチューバーをはじめSNSには「シルテ」が時々、起きる。 韓国政府が2016年の10月にまとめた平昌五輪広報映像も「シルテ」の対象だった。 ネットユーザーのうち「いいね」をクリックした人は270人余りであるのに対して、「嫌だ」をクリックしたネットユーザーはおよそ1万5000人を超えたからだ。 |