解説 | ハングル:응、아니야 ハングル発音:ウン、アニヤ 意味:「うん、違う」、他人の言葉を無視する時に使う言葉 解説 ウン、アニヤ(うん、違う) 自分の考えと違う言葉やうわごとを言ったと思う時、または他人の言葉を無視する時に使う言葉。「アンムルアングン」(聞いてない、興味ない)のように対話を中断させる用途で使われる「ウン?」の派生形だ。 英語圏でインターネット・ミームとして定着した「HaHaHa、No」という言葉がある。 「ウン、アニヤ」と言って会話を断ち切ったりもする。 外国語、特に英語とは全く違う韓国語の「Yes/no」話法の断面という感じもする。韓国人が初めて外国で生活していた時、Tes/Noがこんがらがって少なくない損害を被るそうだ。 特にアメリカの地を踏んだ韓国人女性が「Don't you want me to kiss you?」という言葉に答えを間違え、唇を奪われたという有名なエピソードもある。 文法を厳格に適用するなら、英語の表現ではYesとNoに続く文章も肯定、否定が一致しなければならない。しかし、アメリカ人もはっきりYes、Noと言う人は多くないそうだ。 「Yeah…no」 (yeahを1.5秒ほど引いてから noと強く発音する人が意外と多いそうだ。「ウン···アニヤ」と似た表現だと思われる。「Nope!」、「Of Course…not」も「ウン、アニヤ」などの用法だ。 これを見ると「ウン、アニヤ」が特に相手を怒らせようとしたり、無視して出てきた言葉とは考えられないだろう。 「今日は当番じゃないでしょ?」という先生の質問に「はい、違います」という学生の答えから、不思議なところを発見できないように。 しかし、あくまでも話がそうだということで、実際「ウン、アニヤ」という対話を断ち切って、相手を無視する意図でよく使われる。下のマンガ1コマを見れば、やられる人の心情が分かる。 |