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「独り創業」熱気続く…「スタイルナンダ」神話を引き継ぐ
- 「ここでは独りで創業して、従業員を補充して1~2年経ったらBMWのような外車を運転し、もっと広いオフィスに独立していく人が一般的です」。
7日、ソウル市の加山デジタル団地のデソンディポリス知識産業センターA棟最上階の30階で会ったイ・ガング氏は、独り創業のオンライン専門モール成功神話の生き証人だ。
ここにはオンラインモールサービスを提供する電子商取引プラットフォーム企業「カフェ24」の創業センター9号店(加山店)が位置しているが、イ・ガング氏は創業センターのマネージャーだ。 2015年にオープンしたここは、創業センターの中で最も大きいという。最近、ロレアルグループが4000億ウォン以上を出して株式100%を買収したオンラインファッションショップ「スタイルナンダ」もその一つだ。
地元の電子商取引プラットフォームのカフェ24に専門モールをオープンし、英語・中国語・日本語のショッピングモールを開設して海外に名前を轟かせた。スタイルナンダは、ロレアルグループがKビューティーの海外進出の可能性と専門モールの可能性を認めた代表的な事例だ。スタイルナンダのキム・ソヒ代表のような感覚の良い若者が、気軽に挑戦できるオンライン専門モールのプラットフォームによって、より簡単に海外に進出できる道が開かれている。
オンライン専門モールは、単一の商品群や主流商品群を構成して販売する、オンラインショッピングモールをいう。ソーシャルメディアやスマートフォンとともに成長して、オンラインショッピングに精通している「1020ミレニアル世代」が主な顧客だ。
カフェ24は登録ショッピングモールだけで150万店を超え、取引き額も昨年は6兆7000億ウォンを記録し、史上最高額を更新した。海外のショッピングモールアカウントのみで6万7000に達している。
統計庁によると、国内のオンライン専門モールの総取引き額は29兆1000億ウォンで、オンラインモール全体の取引額(92兆ウォン)の3分の1を占めている。昨年の取引額は4年めで2倍になった。またオンラインショッピングを通じた輸出額も昨年は2兆9510億ウォンで、2015年(1兆2598億ウォン)と比較すると2年めで2倍を超えた。 - 毎日経済_イ・ハンナ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-05-08 09:26:44