解説 | ハングル:면까몰 ハングル発音:ミョンカモル 意味:面接の成敗は結果が出るまで分からない 解説:「面接は(結果を)開ける前までは分からない(면접은 (결과를) 까보기 전까지 모른다)」を短くしたことばだ 。面接は上手くできたようなのに不合格だったり、台無しにしたと泣き顔だったのに合格の知らせを聞くこともあるという意味だ。 「塞翁之馬」という四字熟語をご存知だろうか。淮南子の「辺境老人の馬」という逸話に由来する言葉だ。 逸話を簡単に紹介すると次のとおりだ。 辺境に占いが良く当たる老人が暮らしていたが、ある日、彼の馬が突然逃げてしまった。人々が老人を慰めると、老人はこう答えた。 「これが福になるかは誰にもわからない」 数カ月後、逃げた馬が女真族の駿馬を連れて帰ってきた。人々がお祝いすると老人は「これが禍になるかどうかは誰にも分からない」と心配そうにした。 馬乗りが好きだった老人の息子がその駿馬に乗っていたところ落馬して足が折れた。村の人々が慰めると老人は「福になるかは誰にも分からない」と言い返した。 そしてしばらくして戦争が起きて村の青年たちが戦場に連れて行かれると、ほとんどが遺体となって戻ってきたが、老人の息子は足が使い物にならず無事だった。 企業の面接でここまでのことはないだろう。ただし塞翁之馬が面接や就業を控えた若者に与えるアドバイスは同じだ。あまり思い上がらずに、気後れしすぎるなということだ。 自分の意見を堂々と表現しつつも謙虚さを失ってはならない。あくまでも自分の意見であるのみ、さらに良い見方があるならいつでも受け入れることができるという態度を忘れてはならない。 |