トップ >
数字経済 > 企業 > 韓.SKハイニックス、時価総額100兆が目前
韓SKハイニックスはDRAM価格の上昇による業況回復期待のなか、今月に入って株価が11%ほど上がって時価総額100兆ウォン告知の奪還を控えている。金融投資業界は「メモリー半導体2次スーパーサイクル」が進むにつれて、SKハイニックスの実績は高空行進を続けるものと予想している。
22日、SKハイニックスの株価は前取引日(2月19日)に比べて2.63%上昇した13万6500ウォンで取引きを終えた。今月に入って11.43%上がったし、去る22日は場中で一時は時価総額100兆ウォンを超えた。 SKハイニックスの時価総額が100兆ウォンを超えたのは、先月8日以降で初めてだ。今後は株価が14万ウォンを突破するか注目される。
昨年末に急騰した後、先月はしばらく横這いだったSKハイニックスの株価が再び上昇に乗ったのは、DRAM価格の上昇で実績が良くなるだろうという期待感からと思われる。売上げの70%がDRAM部門で出るだけに、DRAMの業況はSKハイニックスの実績と直結する。
金融投資業界は、DRAMの固定価格が事前価格の指標とみなされるDRAM現物価格の上昇傾向が続き、固定価格がやはり上昇軌道に乗る可能性が高く、SKハイニックスの実績が良くなるだろうと見ている。
22日の市場調査機関DRAMエクスチェンジによると、PCなどに搭載するDRAM(DDR4 8ギガビット)の現物価格は、この日午前の時点で平均4ドル5セントを記録した。 DRAM現物価格が4ドルを超えたのは、2019年4月以降の22ヶ月ぶりだ。昨年、コロナ19拡散後に情報技術(IT)・家電産業での需要が急増し、主要部品であるDRAM価格も上昇を描いている。今年は北米をはじめとする全世界でデータセンターの増設が行われ、サーバ用DRAMの価格が上昇を示すと予想される。 DRAMエクスチェンジは、今年のサーバー用DRAM価格は前年比で35~40%上昇すると予想した。
半導体担当アナリストはサムスン電子ではなく、SKハイニックスを推奨している。 SKハイニックスの場合、メモリ半導体が主力であるために、DRAM価格上昇の恩恵を受けることができるという評価が出ている。
- 毎日経済 | カン・ボンジン記者/イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2021-02-22 21:43:58