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「キム・ヨンラン法」閣議通過…早ければ26日に公布

金英蘭法(不正請託と金品等授受禁止に関する法律) 

  • 「キム・ヨンラン法」閣議通過…早ければ26日に公布
不正請託と金品などの授受禁止に関する法律(金英蘭法)が24日、閣議を通過した。

政府は3日、国会を通過 した後、違憲論議が絶えない金英蘭法(キム・ヨンラン法)について李完九(イ・ワング)国務首相の主宰で国務会議を開き、金英蘭法の公布案を審議・議決した。

金英蘭法は、公職者と報道機関の公務員、私立学校と幼稚園の役職員、私学財団の理事陣などが職務関連性や対価性に関係なく、本人や配偶者が100万ウォンを超える金品または接待を受けると、条件なく刑事処罰する内容が中核だ。

これと関連して、配偶者の金品授受の事実を申告するようにした条項が刑事法の体系と衝突して、連座制に該当するなど、違憲素地があるという指摘が提起された。

不正請託の概念と行為の種類が曖昧だという指摘と合わせて、報道機関と私立学校の役職員など法の適用対象に含まれており、言論の自由と平等権侵害という指摘が提起されるなど、論難が絶えない。それにも関わらず、国会の本会議と閣議を通過した金英蘭法は、大統領の裁可という事実上の最後の関門だけを残すことになった。青瓦台も、昨年から国会に金英蘭法の通過を要求し続けており、法通過直後にも肯定的な反応を見せたことがあるため、大統領が拒否権を行使する可能性は薄いものと予想される。

大統領の裁可後には、国務首相および国務委員の副署に続き、公布(官報掲載)の手順を経ることになる。通常、閣議後、公布まで2~3日がかかることを考慮すれば、金英蘭法は来る26、27日頃に公布されるものと予想される。

金英蘭法が予定どおり公布されれば、1年6か月間の猶予期間を経て、来年10月に施行される。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-24 10:41:14




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