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姦通罪廃止後1770人処罰されず、9人は釈放

検察、不起訴・無罪求刑・控訴取消の一括処分 

憲法裁判所の違憲決定により62年ぶりに姦通罪が廃止されたことから、捜査や裁判を受けていた1770人も処罰を受けないこととなった。

大検察庁公判訟務部(ユ・サンボム検事長)は、憲法裁判所の違憲決定に従って姦通罪で捜査や裁判を受けていた1770人全員に対して不起訴処分と公訴取り消しなど後続措置を断行したと12日に明らかにした。

検察は、違憲決定当日に姦通罪により収監生活を行っていた9人を釈放した。また、捜査を受けていた598名については「疑いなし」の決定を下し、1審裁判を受けていた335人については公訴を取り消した。

控訴審や上告審の裁判を受けていた28人は「無罪」を求刑し、起訴はされたが裁判は開かれなかった87人については裁判所に公訴取消状や無罪求刑の意見書を提出した。残りの722人にも疑いなしや公訴権なしの決定を下した。

大検察庁は「当事者の申請がない場合でも、検察で積極的に必要な措置を施行し、国民の人権保護に貢献するために努力した」と述べた。
  • 毎経ドットコムデジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-12 09:59:24




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