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サーティワンのアイスクリームに栄養ドリンク「バッカス」味が登場


「バッカスアイスクリームひとつください」

国民疲労解消ゼロでよく知られている「バッカス」がアイスクリームになって登場した。東亜製薬は3日、アイスクリームのブランド「サーティワン」と手を握り、「バッカス香ソルベ」を発売したと発表した。製品は今月から年末まで、サーティワン各店舗で販売される。ソルベは牛乳を入れず、果汁を凍らしたような質感のアイスクリームだ。

サーティワン独自の技術でバッカスの香りを添加して、文字通りバッカスを凍らせたような味を実現した。バッカスの主要成分である疲労解消物質のタウリンも製品に入れた。

今年で発売54周年を迎えたバッカスが変身を試みたのは今回が初めてだ。 1961年に出荷された当時は錠剤として登場したが、1963年に今のようなドリンク剤に変わり、一般医薬品の地位を維持してきた。国内の規定上ではジェネリック医薬品は飲食形式に変えることはできない。そうするうちに2011年に医薬部外品に移行し、コンビニエンスストアなどの一般店で販売されて飲食形式への変換も可能になった。

東亜製薬の関係者は「サーティワンとのコラボレーションに乗り出したのは、若い年齢層を対象に、バッカスの親しみのある大衆的なイメージを強化するためのもの」だとし、「バッカス香ソルベは在庫が切れる年末まで一時的に販売する」と語った。

サーティワンも今月、受験を控えた受験生の滋養強壮や疲労解消などに焦点を合わせてマーケティングに乗り出す計画だ。東亜製薬の代表製品であるバッカスは、1961年にカン・シンホ東亜ソシオホールディングス名誉会長が「韓国人のための滋養強壮剤」として直接開発して以来、50年以上を国民疲労回復剤の評判をとどろかせた。

バッカスのほかにも最近、国内の製薬会社が既存の製品の変化を通じて若いイメージを構築し、成長の活路を見出すケースが頻繁に見出される。広東製薬はドリンク剤「ビタ500」をゼリーやアイスクリームで披露し、慶南製薬も代表製品である「レモナ」をゼリーにして発売して好評を得ている。
  • 毎日経済 キム・ヘスン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-03 17:31:42




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