Q.韓国で外国人居住者の割合が最も高い地域はどこですか?(2)

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A. ※この記事は「韓国で外国人居住者の割合が最も高い地域はどこですか?(1)」の続きです。

日本の商社の従業員が、ソウル支社に勤務することになったとき、どこに居所を構えるでしょうか。初めて支社を置く会社でなければ、支社の支援を受けて決めるでしょう。

従業員の福祉に気を使う会社であれば、ソウルに来る前、すでに住む家を用意しておく可能性も大きいですね。前任者と任務を交代する場合は、彼が滞在していた家に住むことになる可能性も小さくありません。そのような家がソウルのどこに多いでしょうか。

ソウルで不動産仲介業者が外国人に推薦する地域は、7カ所です。梨泰院(イテウォン)と漢南洞(ハンナムドン)、二村洞(イチョンドン)、東氷庫洞(トンビンゴドン)、延禧洞(ヨンヒドン)​​。そして山の裾の城北洞(ソンボクドン)と平倉洞(ピョンチャンドン)です。

鍾路(チョンロ)、中区(チュング)、西大門区(ソデムング)に最近建てられたホテル式レジデンスも外国人に人気を集めているとはいえ、地域を挙げると、上で紹介したところに外国人が多く住んでいます。周辺の外国人学校を中心にコミュニティが形成されており、病院やホテル、ショッピング施設を利用しやすいという利点を高く評価したようです。

ソウルに居住する外国人が最も多いのは永登浦区(ヨンドゥンポグ)ですが、専門職や芸能人、支社長などのホワイトカラーは龍山区に最も多く集まっています。

多国籍企業の支社長や役員などが好む地域は漢南洞と城北・平倉洞一帯です。両地域ともアパート、マンション、ヴィラはなく、一戸建て住宅がほとんどというのが特徴です。

漢南洞は南山と漢江に挟まれており、景観が良いうえに、ハイアットホテルを中心に財閥グループの家族が集まって住んでいる富村です。ここの住宅賃貸価格は千差万別ですが、少なくとも1年以上の単位で住宅を借りるそうです。

城北・平倉洞は、1980年代初めまでは、韓国の権力層が住んでいた地域です。もちろん、財閥もここに基盤がありました。城北洞と漢南洞、奨忠洞などは今も最高の金持ちが集まって住む所です。

便宜施設がほとんどなく、公共交通機関はとても不便ですが、ほとんどの居住者が運転手付きの車で動くため、そんなことが問題になることはありません。

方背洞やソレマウルも最近、米国やヨーロッパ地域の企業人が集まるところですが、1985年に建てられたフランス学校の影響があるようです。

参考までに、過去2012年、ソウルに居住する外国企業の最高経営責任者など、高位役員96人を対象に直接アンケート調査した内容をご紹介します。

△表=*14) 総床面積 / 資料=ソウル市外国人派遣者の住宅に対する好みと居住地の決定要因に関する研究(パク・ランジュ、キル・ヘミン、キム・ジンユ - 不動産学研究第20集第2号、P54.2014.6)

何年か前の内容ではありますが、ソウルに赴任する企業にとって役に立つ資料です。家賃などがあまりにも高いため、職級の低い従業員にはあまり関係ありませんが。

※この記事は「韓国で外国人居住者の割合が最も高い地域はどこですか? (3)」へ続きます。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-02-10 00:00:00

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