Q.SM、YG、JYPなどの大型芸能企画社の練習生たちの日課を教えてください。(1)

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A. SMのような大型企画会社の練習生。同年代たちにとってはすごく憧れの対象です。デビューさえすればスターになり、テレビにも出て、大都市にビルも購入するはずですから。そんな道を歩くために一歩踏み出したわけですから、どれほどうらやましいと思うでしょうか。

10年前には幼い息子や娘がしろという勉強はせず歌手や俳優になると言って企画会社に出入りしていたら、叱る大人たちも多くいましたが、最近は最初から応援する親がより多いようでもあります。子どもが成功すれば親たちもテレビなどに出演でき、周りから「ご自慢の息子(娘)さんがいて、いいですね」と羨ましがられます。

芸能人に対する社会的認識が低かった以前には、路上でキャスティングする場合も多くありましたが、大型企画会社各社は公開オーディションを通じて練習生を選定する方法を好む方です。もちろん、一目見て目がひっくり返るほどかっこよかったり、ダンスや歌の実力が噂になるほど卓越していれば、他人が連れて行く前に迎え入れる場合もあります。

ここではひとまずSMとJYP、YGの公開オーディションについてだけ言及します。

SMは、毎週土曜日の12時に江南貿易センターにあるSMタウンでオーディションを行います。オーディションを受けるのに資格制限はありません。SMが明らかにしたオーディション対象は「誰でも」ですから。60代のおじいちゃん、もちろん可能です。9歳の坊やも自信があれば応募できます。

SMは、この他にも東京と米国LAで毎月第3土曜日にオーディションを開き、日本と中国、オーストラリア、ニュージーランドなどでグローバルオーディションを開催します。今年開催される日本地域のグローバルオーディションは、4月3日の大阪を最後に締め切られましたが、中国では11月中に上海と天津で2回開くそうです。

JYPは、毎月第1・第3日曜日の午後1時からオーディションを行います。公開オーディションのほか、オンラインで自身の映像や音源、写真などを送るオンラインオーディションもありますが、オンラインオーディションを通過しても現場で実際に歌を歌ったり、ダンスを踊って実力の検証を受けなければなりません。

YGのオーディションは非常に多様です。いつでも自身が歌った映像を送れたり、週単位または月単位で進行するオーディション現場に行って自分の実力をアピールすることができます。去る8月に1カ月間、友人や先輩・後輩と一緒にグループでオーディションを受けるサークルオーディションを進行しました。ボーカル、ラップ、ダンスサークルを対象としたサークルオーディションは、来年1月にも再び開かれるようです。

大型企画会社のオーディションは、この上なく熾烈です。それぞれダンスと歌に自信があるという人が少なくとも1000対1の競争率を突破してこそ、練習生になることができます。毎週オーディションを開催するため、競争率は状況によって多少騰落がありますが、SMオーディションが熾烈だった時には、なんと8000対1にまでなりました。そもそも何人を選ぶと予告がされているわけでもなく、将来性があると考えられれば当初予定していた人員以上を引き抜くこともあるはずですから、競争率という表現が不自然でもありますが、すごく競争が激しいということは事実です。

練習生になったからと言って、歌手や俳優の道が保証されているということは決してありません。企業に例えるならビジネスプランが良いと認められ、ベンチャーキャピタルから初期投資を受けただけにすぎません。投資を受けたベンチャー企業の中で成功する企業が10分の1にも満たないというのに、練習生がスターになる確率はそれよりもはるかに低いのです。

練習生になる年齢は10代の初・中盤。これよりはるかに若い8歳、9歳で始めたり10代後半、または20代前半に一歩遅れて練習生になるケースがなくもありませんが、小学生の高学年から高校生までが主軸です。

このような年齢に企画会社と契約をした練習生は、長い長い忍苦の生活をすることになります。歌とダンスはもちろん、楽器の扱いに作詞、作曲、演技、そして外国語教育も受けることになります。ダンスと歌も基本技から再び固めます。悪い習慣があれば、最初から直す必要があります。練習、また練習をしてみると声帯結節まででき、あんなに好きだった歌も二度と歌いたくないと思うようになるといいます。

学校はどうするのかって? 韓国語のほかにも日本語と英語を自由に駆使するBoAも、中学校を最後に学業と塀を作り、検定試験で高校の学歴を認められましたが、最近は大型企画会社がなるべく学業を並行する方向に舵を取っています。学校の授業をすべて受け、夕方に来て練習をするように勧めるという意味です。

しかし、練習生生活と学業を並行することは容易ではありません。そのため、午前の授業だけを受けて、早退して練習室に行ったり、出席日数の規定がタイトでない学校に転校をするケースが多いようです。実際、多くの練習生や未成年者のアイドル歌手たちが芸術学校に転校します。

若い歌手たちに常識がなかったり、歴史認識が希薄だと非難を受けて、人気の維持にも影響を及ぼし始めたことから、企画会社も学業を重要だと感じてはいますが、練習生が正常に学業を続けていくことは容易ではないのです。先天的に生まれもった能力が優れていたり、才知が人並み以上でない限り、学業は半分あきらめ状態になるものです。

一体、歌と踊りを学ぶためにどれだけ多くの時間を費やすのか気になりますか。好きだったダンスと歌も嫌になるほどだというヒントだけとりあえずあげましょう。詳しい話は次回に続けることにします。

※この記事は「SM、YG、JYPなどの大型芸能企画社の練習生たちの日課を教えてください。(2)」に続きます。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-11-02 00:00:00

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