Q.朴槿恵大統領に対するろうそく集会はいつまでやるの?弾劾されたのに続ける理由は何?(下)

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A. ※この記事は「朴槿恵大統領に対するろうそく集会はいつまでやるの?弾劾されたのに続ける理由は何?(上)」の続きです。

弾劾訴追された後でも広場にろうそくが集まる理由は、憲法裁判所の裁判官に市民の意を明白に伝えようとする意志表現のためです。しかし、大統領弾劾がすべてではありません。

広場からろうそくが消えてしまった場合、弾劾は憲法裁判所に引き渡されたまま、政治家たちは大統領選挙の甘い夢に陥り、メディアと市民の力で成し遂げた正義を毀損させるかもしれないという心配もろうそくを灯させます。

弾劾案が国会を通過した後に開かれたろうそく集会に出た市民は、皆同じことを言います。

野球でいえば、今1回の裏が終わっただけだということでしょう。

韓国の地にはまだ甘い蜜壺を抱き締めた数多くのチェ・スンシル(崔順実)がいます。権力と財閥の癒着を絶ち、正義が正しく立つ国にしたいという熱望がろうそくが消えないように見守ります。

韓国の市民革命は、これまでに数多くの反動の歴史を見てきました。4.19革命以降にも、5.18光州民主革命以降にも、87年の市民革命以降にも、韓国の政治は正義の姿の代わりに既得権勢力と手を組んだ政治家の手に戻って行きました。

このような記憶がろうそくを灯させます。今度こそ誤った鎖を断とうとしているのです。正義と平等、自由などの民主社会の基本価値を手に入れようとする素朴な市民の夢が叶うのかはまだ未知数です。政治が迷宮入りしているかぎり、広場にろうそくは灯っているでしょう。

そのため九重宮闕に蟄居した朴槿恵大統領の決断が必要なのかもしれません。

ただ周辺を整理して、次期大統領を選ぶ2~3カ月程度の猶予期間を置いて権力の座から降りる、青瓦台を去った後、1人の被疑者として特検でも検察でも行って適切に捜査を受け、在任期間に犯した行動に対する罪の代価を払う、このような決断を下せばどれほど良いでしょうか。

そのような決断を下しさえすれば、チェ・スンシルの影から抜け出し、大統領として国を安定させる責務を果たすことになるはずなのに。そうすれば、広場のろうそくも真の祝杯のろうそくに変わるでしょう。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-12-22 00:00:00

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