A. | まず、この質問を少し修正しますね。なぜなら、百貨店や量販店で商品を購入する際に、百貨店や量販店の袋に、そしてきれいにデザインされショッピングバッグに商品を入れてくれるからです。 黒いビニール袋は市場やコンビニ、町の雑貨屋で買い物をする時に商品を入れて出される袋ですね。路上の飲食店でキムバプや焼き芋・焼き栗などの簡単な食べ物を買う時も黒い袋に入れてくれるでしょう。 そうかといって、コンビニでは黒い袋だけを使うのではありません。非常にまれですが、白い袋に商品を入れてくれる時もあるでしょう。町を歩いてみると、黒い袋が目に一番多く入ってきたりします。 人々が持ち歩いたり、ゴミを無断投棄した場所ででも発見されるでしょう。 ところで、店ではなぜ黒い袋を主に使うのでしょうか?人々が黒い袋を好むためじゃないかと、たいしたことでもないことを尋ねると睨みつけますね。 いや、なぜ睨みつけるのか?最近、韓国の一部の地方自治団体で「黒い袋を使わない運動」を起こしたためでしょう。べつに運動に参加してほしいとお願いするわけではないですが、早合点して責任を消費者や店主に転嫁するというわけですよ。 ゴミを不法投棄しても透明な袋に入っていたなら、袋の中に入ったゴミは燃やして捨てるのか、地面にそのまま埋めてもいいゴミなのか、それともリサイクルできる資源なのかを容易に区別ができるでしょうが、黒い袋の中に入ったものはいちいち確認しなければならないのです。 黒い袋は中が透けて見えないという長所と短所を同時に持っていますね。 自炊生(1人暮らし)が焼酎とおつまみを買ってきたところ、隣の家の友人に会って「手に持っているのは何?」。こんな質問を受けた時に、いっしょに酒を飲みたければ「うん、焼酎だよ、一緒に一杯どう?」と言い、お酒を分けるつもりがないなら「ラーメンを作って食べようと。じゃあね」と逃げることができるでしょう。 黒い袋は嘘を助けるのでしょう。 食べ残しのチキンを袋に包んで捨てる人も、透明な袋にチキンが透ければ少し良心に引っかかるでしょう。だから家の中を引っくり返し、どこかに黒い袋が残っていないかと探すことになるでしょう。このような状況でそれでも良心がある奴だね~と認めてやるべきでしょうか? 中が透けないため、黒い袋に物を入れて大恥をかくこともあります。 最近ではビデオテープを借りて見る人はいませんが、以前はたいへん一般的でした。おそらく日本でもビデオテープのレンタル店がかなりあったことでしょう。 ビデオテープを借り、督促の電話を受けて急いで返却しに行って、とても記憶したくないことを犯したケースもしばしば起きたりもします。 黒い袋の中に入れて返したテープがレンタル店で借りたものではなく、友人に拝み倒して借りた19禁テープだったんです。そこまではまだいいですが、レンタル店に持っていったのは夫婦が新婚旅行中に撮影したセルフ動画、それも他人に見せることのできない場面が盛り込まれた動画なら? 考えただけでも顔が熱くなりますよね。実際、以前にこのように流出した夫婦の映像が大人気になるという噂も生まれました。 これはすべてこの黒い袋のせいです。 |