Q.最近、韓国でもラッキーボックスがよく売れるといいますが、どこで販売する商品が人気ですか?

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A. 去る2016年9月、ケーブルテレビのバラエティチャンネル「MBC every1」で、『ラッキーボックス』というタイトルでリアリティープログラムを進行したことがありますよね。

スターがプレゼントを持って訪問してファンと1日を一緒に過ごし、まさにドラマチックな1日を作ってくれるイベントプログラムでしたね。コメディアンのチョン・ジュナと俳優のイ・イギョンがMCで出たのですが、わずかしかないコメントは10点満点中10点でした。

視聴者掲示板には「アイデアも良く、放送も面白かった」とか、「本当に新しくて新鮮な番組みたい。ところで申請はどうすればいいですか?可能ならばしたいです」などの賛辞が続いたでしょう。

チョン・ジュナはプレゼントを持って、束草(ソクチョ)に暮らすシェフ志望生のもとを訪れて1日を過ごし、イ・イギョンも料理に志を持つ女子学生に会ってラッキーボックスをプレゼントしたでしょう。彼女たちにとっては、スターたちが訪ねてきてくれただけでも「ラッキー」だったことでしょう。


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ところがですね、『ラッキーボックス』プログラムはわずか2回を最後に終了してしまいました。おそらく事情を書き送って採用されることを指折り数えて待っていた視聴者たちも何人かいたはずでしょうが、たんにだ「ハズレ」になってしまったのでしょう。

ラッキーボックスを買ったりプレゼントして、似たような経験をした人もたまにはいるでしょう。

おっと、質問はどこのラッキーボックスの人気が高いのかということでしたね? ところが、よく分からないんですよ。DaumやNAVERなどのポータルサイトに記載されているラッキーボックスを見ると、化粧品がだんぜん目立ちます。消費者の購入レビューを見ると、1万5000ウォンで買ったラッキーボックスに67万ウォンの商品が入っていたとし、棚ぼただったというコメントも上がっています。

耳飾りなどのアクセサリーや時計、家電製品、割引クーポン、旅行商品などと種類も多様化していますね。ラッキーボックスのために、消費者の行動も少しは変わります。ある人は家電製品を買いに家電メーカーの販売店に行き、ちょうど近くの電子製品量販店でラッキーボックスを販売するのを見て、ラッキーボックスを持って帰ってきたそうです。家に帰ってボックスを開けた後に満足したのか、自慢げにツイッターにコメントを上げたことで明らかになったでしょう。

商品の多様性でいうなら、百貨店で売っているラッキーボックスが1番であるはずです。そもそも百貨店という所はありとあらゆる商品を扱うところですからね。

韓国の百貨店業界は、新年のセールイベントの主役をラッキーボックスにゆだねました。ロッテ百貨店の場合には雑貨や生活家電、食品などの商品群別に、さまざまな商品をショッピングバッグに入れて先着順で売りました。

1万、3万、5万ウォンの3種類のラッキーボックスがありますが、1万ウォンのラッキーボックスには時価5万6500ウォンのオイルセットも含まれているんですね。

新世界百貨店で一金1万ウォンをわたしてラッキーボックスを買えば、30万ウォン相当のゴールドチケットを手に入れる幸運を得ることもできます。このチケットで百貨店の食・飲料品売り場で30万ウォン分を買って食べることができるという意味です。もちろんすべてのボックスに入っているわけではないでしょう。よく選ばなくてはなりません。だからラッキーボックスですよね。

ラッキーボックスを扱う他の業者と同様に、百貨店で販売するラッキーボックスも数量が限定されていますね。販売を開始すると、長くても2時間あれば品切れになります。ラッキーボックスを売る日は、百貨店のオープンを待たず消費者が陣を張ります。

ラッキーボックスは宝くじよりも当選確率が高いでしょう。ひとまず損をするケースがほとんどないと信じますよね。

ところで本当にそうでしょうか?もしかしたら無駄なものを買ってしまって、置いておくところもなく捨てるのにはもったいなく…そのようなケースはありませんか?

このために、消費者団体の一部ではラッキーボックスは企業が餌商品として活用したり、在庫を処分するための手段になるという非難も出てきます。しかしラッキーボックスの価格はあまり高くなく、販売数量も限定的であることから、在庫処分という非難は少しひどいという気がしたりもします。

これに対して、何と言っても日本がよりたくさんの経験があるでしょう? 韓国よりもはるか前にラッキーバッグ(Lucky Bag/福袋)を扱ってきましたからね。

日本の流通業界では古くからラッキーバッグイベントが日常化されていましたが、韓国ではコーヒー専門店のスターバックスが初めてラッキーバッグイベントを実施しました。スターボックスのラッキーバッグには以下のような商品が入っているそうです。店舗で買う価格に計算すれば1.2~1.5倍程度の価値があるといいますね。そして運が良ければアメリカーノ(コーヒー)7杯、「ラッキーセブン」7杯を無料で飲むことができるチケットも入っています。

スターバックスのラッキーバッグイベントが話題を集めると、1カ所2カ所と参加する企業が生まれ、2013年からは瞬く間に流通業界に野火のように広がりました。多国籍企業のAppleも参加したでしょう。2013年1月、Appleは小売店フリスビーを通じてiPad miniなど、高価なIT製品の入ったラッキーバッグ500個を3万ウォンで販売するイベントを繰り広げましたが、イベント前日から店頭の前にゴザを敷いて徹夜をする、珍しい風景が見受けられました。その寒い冬の夜を店舗の前で明かしたのでしょう。

以後は化粧品メーカーが本格的にこのイベントに飛び込み、旅行商品とCD、カード会社までが「幸運をつかめ」と声を高めています。

再び質問に戻るなら、どこの商品が人気が高いのか知るのは本当に難しいです。ラッキーバッグイベントを繰り広げる企業はほとんど、どんなものが入るのかを事前に宣伝するために、百貨店や家電業者のイベントはいつもごった返しています。

だからといって誰でも幸運をつかむのではありません。

寒い冬の夜をぶるぶると震えながら、店の外で夜を明かしてAppleのラッキーボックスを買った人の中には、Mac BookやiPadはおろか、USBさらにはAppleボールペンで満足しなければならなかったのですから。

ラッキーボックスはあくまでも「福不福」です。だからどの企業のものがより充実していて価値があるのかを問い詰めたところで…どうなるでしょうか?
  • Lim, Chul
  • 入力 2017-01-12 00:00:00

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