A. | ※この記事は「ヨジャチング(GFRIEND)の所属事務所ソースミュージック(SOURCE MUSIC)について教えてください。(上)」の続きです。 脱退したメンバーの話をします。ソ・ソンジン代表が家族(会社の同僚)たちには限りなく優しいですが、対外的には非常に断固な方なので、脱退したメンバーに対して訴訟を提起したことがあります。脱退したメンバーが誰なのかは、筆者もよく知りません。この事件を扱ったメディアの記事も、匿名でAとだけ記載していますね。 とにかくAさんはデビュー直前、他のメンバーの1人と一緒に脱退しました。脱退したもう1人は2015年7月にデビューしたMBK所属の7人組ガールズグループDIAのメンバーであるジェニー(イ・ソユル)だと推定されていますが、彼女は会社と円満に合意した後に離れたようです。 訴訟中に双方でやり取りされた言葉を総合してみると、ヨジャチングは元々7人組で企画されましたがAさんの脱退で練習するメンバーが5人に減り、急に新しいメンバー1人を緊急投入して、現在の6人組ガールズグループになったことを知ることができます。 Aさんは訴訟で負けました。2013年10月に会社と短期トレーニング契約を結び、ボーカルとダンスのレッスンを受け、翌年4月に「家に帰りたい。やめる」と話した後、練習に参加しなくなったのです。ソースミュージックはAさんを相手に、彼女にかかった教育費の2倍の1247万ウォンと、彼女の脱退でデビューが遅れることになって被った損害額4322万ウォンを出せと要求しました。 Aさんは訴訟で無理な減量を指示し、これを達成できずに外見を問題視して練習から排除させたと抗弁しましたが、裁判部はこれを受け入れなかったのです。代わりに、Aさんの脱退でヨジャチングのデビューが遅れたというソースミュージックの主張も排除して、Aさんにソースミュージックに1247万ウォンを賠償せよという判決を下しました。 この判決が出たのが2016年5月です。ヨジャチングがものすごくヒットした時でしょう。償うべきお金もお金ですが、自分がデビューするまさにそのグループがこれほどまでに成功したため、その心情はどのようなものでしょうか。 ヨジャチングのおかげで、零細企画会社ソースミュージックも事情が少し良くなったように思います。 これまで地下1階に練習室と事務室が一緒にありましたが、事務室は昨年4月に1階に移動しました。スペースができて地下の練習室は広くなり、個別ボーカルルームもできたといいます。企画会社WMエンターテイメントが、B1A4の成功で7階建ての社屋を建てましたが、ヨジャチングが真似できない理由もないでしょう。 下の写真は、インテリアと防音工事を担当した会社の自社ブログで紹介したソースミュージックの振付室の写真です。
ソースミュージックは、ファンたちにヨジャチングの近況を飾らず紹介しています。活動がなくファンたちが退屈するころには、たがわずYouTubeやNAVER Vアプリなどにメンバーが楽しく過ごす場面を出しています。このために会社の職員がカメラを持ってヨジャチングの行跡を熱心に追って回るといいます。 ソースミュージックにほぼ奇跡をプレゼントしたヨジャチングのメンバーについては次回お話します。 |