Q.コソハンマッ(香ばしい味)はどんな味ですか?(上)

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A. 韓国語を英語や日本語で翻訳する時に困ることが時々あります。

例を挙げるならば、「もう、コシギがコシギじゃないか(これもそれも同じじゃないか)!」

コシギ(それ)という単語だけなら、whatchmacalit、you know、so and so、what’s itなど適当に当てはめる単語がいくつかありますが、引用された文章のように「コシギ」を続けて使っている場合は翻訳者は冷や汗を流すことになります。

コソハンマッ(香ばしい味)、クスハンマッ(香ばしい味)も同じように翻訳しにくいのです。辞書を見ると例文がいくつか出ています。

ゴマを炒める香りが香ばしい(コソハダ、고소하다)- The smell of roasting sesame seeds is aromatic,
味噌チゲの香りが本当に香ばしい(クスハダ、구수하다)- The beam-paste stew smells really delicious
味が香ばしい(コソハダ、고소하다)- taste good
牛乳が香ばしい(コソハダ、고소하다)-牛乳が香ばしい

「いい香りがする」や「おいしい」が語文学者が薦める翻訳だなんて、本当に情けないです。どれほど困っていたら「taste good」まで例文に書いたのでしょう。それだけ翻訳が難しいということです。コソハンマッ、クスハンマッを説明するのも簡単じゃありません。

事実、コソハンマッ、クスハンマッは人間の舌が感じる味には含まれていません。

アリストテレス以後、味には塩味、甘味、酸味、苦味の4種類だけ存在すると思われてきました。筆者も学生時代に下の図のとおりに学びました。試験にも何度も出てきたため、今でも覚えているほどです。

下の図のおかげで今まで生きてきて「甘味から苦味まで全部感じた」という言葉が出来たようです。舌の先から根元まで全体を表現しているので、人生を充分生きたと言えるでしょう。

1970年以後、学者の研究で味覚地図が間違っているという事実が確認されました。それで今は上の味覚地図がなくなり、下の図で勉強しているそうです。

  • 味を感知する味細胞が入っている味蕾



21世紀になって基本味にうま味が追加されました。うま味は味の素を発明した日本の学者、池田菊苗が1908年に発見しましたが、1世紀が過ぎてからやっと正式に認められました。うま味はアミノ酸塩と核酸塩に舌の味覚受容体が反応する時に感じる味で、この味の成分を濃縮したのが調味料(MSG)です。

学者たちは六番目の味覚を見つけるために研究を続けていますが、候補に挙がっている深い味、脂肪の味、炭水化物の味、水の味の中で脂肪の味が最も有力に見えます。脂肪の味は味蕾内のCD36という受容体で感じられる味で、油っこい味です。脂肪の味を研究したアメリカのワシントン大学のナダ・アブムラド(Nada Abumrad)博士は「脂肪の味に敏感な人は脂肪をより多く摂取して肥満になる」という説明を付け加えました。味覚が鋭敏な女性や幼い子供たちが甘い食べ物が好きなことと同じ論理でしょう。

味のように見えますが、味でない辛味、渋味、食感、火の味は痛みを感じる神経細胞や触覚細胞で感じる反応です。特に辛味は痛みに近いです。渋味は口の中の粘膜が収縮する感じで、粘膜の温度が低くなって感じる冷たい感覚と似ています。

コソハンマッ、クスハンマッは基本味の候補にも含まれていないだけでなく、味のようで味でない種類にも含まれていません。少なくとも現在の科学常識では「コソハンマッ、クスハンマッは味ではない」と表現しなければなりません。

しかしなぜ、韓国人は食べ物を食べて「コソハンマッ」と言うのでしょうか?

「ゴマ油、炒めたゴマが香ばしい(コソハダ)」という話は韓国人でなくても納得できます。「甘美だ」と少し似ていると思われているからです。

ところで牛乳、クリームパスタ、豆腐、卵、きなこ餅、小豆粥(パッチュク)、塩さば焼き、さらに辛いトッポギまでコソハダというので、分かるようですがはっきりとは分かりません。

一体、韓国人が感じるコソハンマッの正体は何でしょう。

次回をお楽しみにしていてください。「クスハン故郷の味」まで正体を明らかにして差し上げます。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-01-10 00:00:00

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