Q.韓国の男女の葛藤で、よく言及されるソン・ジェギはどんな人物ですか?

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A. 男女の葛藤で、よく言及されるソン・ジェギはどんな人物ですか?

2013年7月25日Twitterにこのような文が上がってきました。
「韓国の男性人権の現在の状況を告発して投身する」

文を載せた人は男性連帯の代表ソン・ジェギ(成在基)さんです。もちろん本当に死のうとして、飛び降りたわけではありません。男性連帯に対する関心と後援支援金1億ウォンを集めるためのパフォーマンスでした。自分は体を鍛えているし、入水地点の事前調査、救助隊員を準備しておいたという点を言及しながら心配ないと自信を持って言いました。

男性人権に関連した社会的イシューを提起して大きな反響を得たりもしました。しかし、それ相応の収入がなくて男性連帯は職員の給料さえ払うのが厳しい劣悪な財政状態に置かれていたのです。そのため投身パフォーマンスはすさまじい身もだえだったと言えます。

  • 女性家族部の前で1人デモを行うソン・ジェギ



予告した次の日、彼は麻浦(マポ)大橋で飛び降りた後、失踪しました。飛び降りる直前、「男も人間だ」と叫んだそうです。投身後、救助隊と消防士、潜水士が捜索を行いましたが、前日降った雨で泥水に変わっていたため死体を探すことができず、29日の午後、西江(ソガン)大橋近隣で死亡した状態で発見されました。当時年齢は45歳でした。

内科専門医である妻と楽に暮らしていた彼は軍加算点廃止当時、女性運動家と論争した後、大邱(テグ)で行っていた事業を辞めて、ソウルに上京し男性運動に身を投じました。大邱でヤンデ(両大)ナイトクラブという有名な風俗店を経営しましたが、カミングアウトをしてから行く当てがなくて転々とするゲイに同情心を感じたそうです。彼の知人の話では男性優越主義者ではなくて、そのような考えを持っている会員を叱ったりもしたそうです。

男性人権運動を始めてから女性家族部廃止をイシューに掲げて、草創期には「女性部廃止運動本部」という名前で始まりました。2008年男性連帯に名前を変えて自費をはたいて性的暴行誣告被害者、虚の性的暴行申告被害者、女性に殴られた男性暴行被害者、離婚訴訟被害者の訴訟費用を支援しました。しかし性犯罪者を擁護するような発言と女性の露出の有無を性的暴行の可能性に関連させる発言などで男性人権運動の純粋性まで疑いを受けるほど批判の対象になったりもしました。

2011年男性連帯が市民社会団体として正式に認められる前まではテレビ出演を拒否されたり、出演場面が編集されるなどの不利益に遭ったりもしました。

男性人権運動家として彼は男性にだけ責任と犠牲、献身を強要するという点を指摘します。 男性にだけ家族扶養と生計を強要して権利だけ分け合おうとするとし、フェミニストよりこのような女たちが男たちをより一層佗びしくするという話をよく口にしました。

男性人権運動家として活動する契機になった軍加算点が結局廃止された後には軍加算点復活運動を行い、軍経歴に大学登録料減免などの補償方案を提示して、戸主制度廃止反対運動の先頭に立ったりもしました。俳優チェ・ジンシルの悲劇的な自殺後、チョ・ソンミンに親権を与えなければならないと擁護し、国際結婚支援、女性専用空間設置反対、結婚制度の矛盾点、性少数者擁護などの活動を行いました。

蔚山(ウルサン)から上京して殴られた夫が全身にアザができましたが、子供のために離婚できないという事情を聞いて2011年から男性連帯宿舎を家庭暴力被害男性、妻の浮気で被害を受けた夫、家庭から追い出された夫と息子、行く当てのない青少年の憩いの場として開放しました。これらの心理治療と相談費用も支援しました。会員たちの反発があったにも関わらず、ゲイにも憩いの場の門を開きました。

このような活動をしていましたが、男性主流社会からは冷遇を受けました。男たちとの戦闘で負けた男が女との戦いで補償を受けようとするという嫌味を言われたりもしました。イルベ指向が強く、パク・クネ陣営に加担したという理由で進歩勢力にとっては軽蔑の対象でした。漢江(ハンガン)の投身パフォーマンスはもしかしたらフェミニストではなくて男に対する抵抗の身もだえだったようにも見えます。

冷たい死体で発見された後、準備された葬儀室で民族新聞の代表キム・ギベクさんはハンギョレ新聞とのインタビューで「非常に無謀で愚かなことだ、自殺でもなくて、自殺ではないとも言えない。決定的瞬間には男らしくなければならないという圧迫感があったようだ。これについてよくやった、よくできなかったという評価ではなくて旧時代的に言えば『男児一言重千金』をしたんだろう」と苦笑を見せたそうです。

「男も思う存分、道端で涙を流すことができる日が来れば、その日が真の男女平等を成し遂げる日です」(ソン・ジェギ語録の中から)

もしかしたら彼はあの世で号泣しているかもしれません。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-02-18 00:00:00

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