Q.韓国の会社員もいじめに遭うことがありますか? 理由は何ですか?

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A. まず就職斡旋会社のアンケート調査の内容から紹介します。
オンライン就職ポータルの「サラミン」が会社員947人を対象に実施したアンケートの調査結果です。

いじめに遭う理由だけ書かれていて、何人がいじめに遭ったかまでは書かれていません。

国家人権委員会が2018年2月に、職場経験のある1506人を対象に実施した調査では「嫌がらせに遭ったことがある」と答えた人が73.3%に達しました。嫌がらせに遭うことがいじめに該当するわけではありません。しかしサラミンの調査では回答者の34%がいじめに遭った経験があると答えました。単純に比較することは難しいですが、会社員の中で1/3ほどがいじめに遭っているならば、その会社の仕事が問題なく進むのかは心配になります。

事実、職場でのいじめは学校と形態が違います。町の子供たちが集まって一人の子を苦しめることとは違います。職場内で上司と同僚、後輩までが徹底して一人をいじめることはあまりありません。学校で言えば上級生、同級生、後輩に先生まで加勢していじめるようなものです。堂々といじめる学校とは違って職場でのいじめは隠密で巧妙です。会食をしながらもいつ、どこで何を食べるのかも教えずに、昼食の時間に無駄話をしながらも特定の人が近付くと仕事をしに行くふりをして解散してしまします。

「あんたたち、どうしたの? どうして私をいじめるの?」
「いつそんなことをした?時間になったから仕事をしに行くだけよ」

こんな状況なので、いじめられる人はもっと苦しくなります。

アンケート調査の内容をもう少し確認してみましょう。いじめに遭ったと感じる状況に対して「会食など重要な情報を教えてくれない時(49%、複数回答)が最も多かったのです。悪口や嫌味を言われた時(46%)も無視できませんが、情報を逃がせば組織生活ができなくなるので、より一層つらいと感じるようです。挨拶しても返してくれなかったり(28%)、昼休みなどの休み時間に一人で残ることが多い時(21%)も怒りが押し寄せてくるでしょう。

職場でのいじめに注目する点が一つあります。いじめの主犯が同僚じゃなくて上司という点です。 サラミンの同じ調査で「私をいじめる人は?」という質問に上司だと答えた人が69%(同期37%、後輩21%)で絶対多数を占めました。学校で言えば担任の先生が率先して特定の人をいじめているということです。

上司がすべての社員から怖がられていたり、悪口の主人公である場合はそれでも耐えられます。全員がいじめられている状況ですから。

しかし他の社員には笑顔で接して自分にだけ激怒する上司、それも後輩社員の前で厳しく叱るならば悲しみは倍増するでしょう。上司に侮辱的なことを言われながらも事務所の一角で「あいつ、またいじめられてるよ」とくすくす笑う声が聞こえてくるような幻聴に襲われ全身が震えるでしょう。

去年の4月に、某カード会社の正規職代理だったヤンさん(42) が「会社でいじめに遭った。死ぬしか方法がない」として加害者の名前を書いた遺書を残して自ら命を絶ちました。

  • Lim, Chul
  • 入力 2019-05-02 00:00:00

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