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もっと! コリア (Motto! KOREA)

100%を保証する面接スタイル…「モンスター」の主人公のように

    青年失業が深刻な水準だと言うが、誰かは氷河期と言われる就職市場で勝利する。

    ひとまず書類選考だけを通過すれば、面接官を説得することができるだろうと99%確信しているなら、MBC『モンスター』4人衆の面接スーツファッションが不安な1%まで満たし、勝率を100%に引き上げてくれることだろう。

    ホームレスから起死回生して米国留学まで終えたカン・ギタン(カン・ジファン)、自閉症の弟の面倒を見るがむしゃらな就業準備生オ・スヨン(ソン・ユリ)、トドグループ会長の隠された息子ト・ゴンウ(パク・ギウン)、国家情報院としてトドグループ潜入任務を引き受けたユ・ソンエ(スヒョン)、彼ら4人はトドグループ入社面接選考で面接ファッションの基本的なコードに忠実でありながら、それぞれのキャラクターの違いを絶妙に溶かした。

    彼ら4人の正装は、保守的な性向の企業面接官に信頼を与えることができるコーディネートで、日常でそのまま複製したように活用することができる。

    カン・ジファンは、濃いグレーのスーツに同じトーンのネクタイを締め、過去を隠して復讐のために第一歩を踏み出した者の切迫さと冷徹さの二重感情を表わした。一方、パク・ギウンは、ブラックスーツにグラフィックパターンのパープルネクタイをポイントとしてコンプレックスと欲望が絡まった心理を適切に生かした。

    男性主人公たちの対比されるファッションとは異なり、ソン・ユリとスヒョンはブラックスーツを選択したが、やはりインナーウェアの選択でキャラクターが分かれた。

    スヒョンはボディラインがあらわれるミディアムペンシルスカートと鎖骨が見えるホワイトインナーでクールな目鼻立ちの利点を強調した。一方、ソン・ユリは一番上のボタンまで閉めた正直な着用法で就業準備生の切迫した心理を表現した。

    彼らの少しずつ異なるスーツ着用法のうちでどれが正解だとすることはできない。彼らのように劇的な目的を持っていないとしても、保守的性向の企業の就職を希望する者ならば、『モンスター』4人衆のスーツが適切な解決策を提示してくれる。
  • シックニュース ハン・スクイン 記者 / 写真=MBC『モンスター』スチールカット | (C) mk.co.kr | 入力 2016-04-11 17:35:00