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現代モービス、水素燃料電池の新工場建設…仁川と蔚山に


    • 7日、仁川青羅先端産業団地で開かれた現代モービス水素燃料電池工場の起工式を訪問した鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ会長と崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長、文在寅(ムン・ヂェイン)大統領、文勝煜(ムン・スンウク)産業通商資源部長官、趙顕相(チョ・ヒョンサン)暁星グループ会長(前列左から)などが燃料電池システムモデルを見学している。 [イ・チュンウ記者]



    国内の水素経済の版図は急速に大きくなっている。政府は将来のエネルギー分野の主力産業として水素を定め、今後は国内の水素使用量を従来の目標の2倍以上に増やすことにした。

    文在寅(ムン・ヂェイン)大統領と洪楠基(ホン・ナムギ)経済副総理をはじめとする政府関係者は6日、仁川(インチョン)の青羅(チョンラ)国際都市尖端産業団地に鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ会長などの企業家らが参加したなかで国内の水素経済の成果をチェックし、水素先導国家へと進むビジョンを明らかにした。この席で政府は韓国が主導する初のエネルギーとして水素を掲げ、国内の水素使用量を現在の年間22万トンレベルから2030年には390万トンに大幅に増やすことにした。 2019年1月に政府が水素経済ロードマップを発表した当時、2030年の水素使用量の目標は194万トンだったが、2年9ヶ月のあいだに390万トンと、2倍以上に大きくなったわけだ。

    この日の行事が仁川で開催されたのは、現代自動車グループ所属の現代モービスがこの地域に、来年の下半期までに水素燃料電池「スタック」の生産のための新工場を建設することにして起工式を開催したからだ。スタックとは空気中の酸素を水素と結合させて電気を生み出す装置で、水素燃料電池の心臓だ。現代モービスは蔚山にも新工場を建設し、2023年の下半期から水素燃料電池を本格的に量産することにした。仁川と蔚山工場の建設には総1兆3000億ウォンが投入される。 これら2つの工場はおおよそ2025年から、水素燃料電池を年間に10万基ずつ生産する見込みだ。現代モービスは現在、忠清北道の忠州工場でも年間2万3000基の水素燃料電池を生産している。
  • 毎日経済 | ソ・ジヌ記者 | 入力 2021-10-07 21:18:49