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カカオ、海外攻略を本格化…「カカオトークをメタバースに」


    カカオのナムグン・フン代表内定者(写真)は、新概念のメタバースサービスを通じて海外市場の攻略に乗り出すと明らかにした。テキストベースと関心ベースの2つのメタバースサービスを構築し、カカオが韓国市場を越えて海外に行ける基盤を作るという戦略だ。

    ナムグン内定者は24日、オンライン記者懇談会を通じて「これまでの成長方程式と同じでは、未来10年の成長は不可能だ」とし、「ビヨンドコリアとビヨンドモバイルをビジョンに、事業をより厳しく削っていく予定」だとした。

    具体的な戦略は、2つの新しいメタバースサービスで見出した。同氏は「社会でメタバースは3Dアバターを思い浮かべるが、デジタルコンテンツの一つの形態素で、2Dとサウンドやイメージもメタバース化できる」とし、「カカオはテキスト基盤が最も強いだけに、ロールプレイングチャットをコンセプトに多重接続役割遂行(MMORPG)ゲームのような概念のメタバースを準備している」と説明した。

    既存のカカオトークが知人を基盤にしたコミュニケーションならば、不特定多数が集まるオープンチャット基盤のメタバースプラットフォームも準備中だ。同氏は「カカオトークは知人基盤なので拡張性は良いが、知っている人どうしだけがつながる限界もある」とし、「韓国市場をこえられない問題を、同じ関心事で集まるオープンチャットを通じてグローバルな拡散に容易なプラットフォームにする」と語った。

    系列社の新事業とビジネスモデルの修正も予告された。ナムグン内定者は「メロンミュージック、ウェブトゥーンなどは20年前のゲーム市場で登場したパッケージ販売または月額モデルにとどまっている」とし、「顧客が十分に満足できる多様な方法のビジネスモデルを整えることを提案した」と明らかにした。同氏はまた「買収・合併(M&A)はメタバースとコンテンツの観点から、国内よりも海外進出の礎石となる方向で接近している」と説明した。

    海外市場の攻略は既存の各系列社独自の単位から、本社中央集中式に変わる。同氏は「例えば日本はカカオピッコマとカカオゲームズジャパンを財務的に統合したり、グローバルビジネスの中心をとるなど、多様な方案を考えている」と付け加えた。
  • 毎日経済 | チン・ヨンテ記者 | 入力 2022-02-24 22:24:27