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現代自グループ、米「最も安全な車」に21モデル選定される

  • 現代自動車グループで製造したジェネシスなどの主要車種が、米国で安全度・品質・商品性で次々と好評を得ている。鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ会長が就任以後、絶えず強調してきた品質経営が世界市場でも本軌道に上がったという評価だ。特に全世界で公信力ある調査機関・媒体で総合的に優れた評価を受けたことで、ブランドイメージの強化はもちろん、今年の米国販売の拡大に対する期待感も高まっている。

    現代自動車グループは米国高速道路安全保険協会(IIHS)が24日に発表した衝突評価で、最も高い「トップセーフティピックプラス(TSP+)」等級に11車種が、「トップセーフティピック(TSP)」等級に10車種が選定された。現代自動車グループでTSP等級以上を受けた車種は、現代自動車とキアでそれぞれ8モデルとジェネシスが5モデルなど計21モデルで、世界の自動車グループの中では最も多い。

    TSP+等級にはサンタフェとパリセードなどの現代自動車の4車種と、K5とスティンガーなどキア自動車の2車種、G70・GV70・GV80などジェネシスの5車種が名を連ねた。特にジェネシスは米国市場で販売する全車種が最高評価を受けた。

    現代自動車グループは米国市場調査会社のJ.D. Power(ジェイディパワー)が去る10日に発表した「2022年耐久品質調査」で、高級ブランドを含む全32ブランドの中でキア自動車が1位に、現代自動車が3位でジェネシスが4位と、すべて最上位圏に名前を上げて歴代最高成績を達成した。耐久品質調査は、車両購入後3年が過ぎた顧客を対象に184項目の耐久品質満足度を調査した後、100台あたりの苦情件数を集計する方式だ。

    キア自動車は一般ブランドで1位に上がった昨年に続き、今年は全体ブランドで1位を占めて「最優秀ブランド賞」を受賞した。一般ブランドが高級ブランドを抜いて、単独で耐久品質調査のブランド全体で1位に上がったのは歴代初だ。現代自動車も7位を記録した前年との比較でランキングが4階段上昇し、キアとビュイックに続くブランド全体で3位に上がった。

    ジェネシスも高級ブランドで4位を記録した前年比でランキングが3階段上昇して日レクサスを抜き、高級ブランド1位に上がって「最優秀高級ブランド賞」を受けた。これで現代自動車グループは全世界15の自動車グループの中で日トヨタと米GMを抜いて1位に上がった。現代・キア自動車は最近、米国の時事週刊誌U.S.News & World Report(USニュース&ワールドレポート)が発表した「2022最高の顧客価値賞」では車種別の11部門で6部門を受賞し、最も多くの賞を受賞したブランドに上がった。

    自動車業界は現代自動車の相次ぐ好評を、チョン会長の品質経営が光を放ったと分析する。チョン会長は2020年の会長就任式で「顧客の幸せの第一歩は、完璧な品質を通じて顧客が本来の人生に集中できるように助けること」だと語った。このような品質経営をもとに、現代自動車は昨年の米国市場で総148万9118台を販売して歴代最大実績を収め、日ホンダを抜いて米国内シェアで5位を記録したことがある。
  • 毎日経済 | ウォン・ホソプ記者 | 入力 2022-02-25 20:47:13